平田篤胤の仙境異聞と勝五郎再生記聞。
今日、作者の今井さんから勝五郎再生記聞の謹呈本をいただきました✨
岩間、愛宕山の天狗伝説を調べ始めたのは2015年。どうやら、仙境異聞という書物に岩間の天狗について書いてあるらしいということで、初めて取り寄せたのは、岩波から出版されていた子安宣邦先生の仙境異聞の訳本でした。
これには勝五郎再生記聞という話も書いてあり、興味深く読みました。
江戸時代、現在の東京日野に生まれた少年、藤蔵が流行病で命を落とし、数年後に別の村で、藤蔵の記憶を引き継いだ少年が生まれ、実際その記憶を頼りに藤蔵の村に行って藤蔵の家族に会い、その記憶の内容から藤蔵の生まれ変わりに間違いないと言われた勝五郎という少年の話を平田篤胤が直接勝五郎から聞き取りをした話です。
同じ年、心霊を科学的に研究している心霊科学協会というところで、勝五郎再生記聞を研究している民俗学者と心理学者の講演会があるという情報を見つけ、仙境異聞の研究ではないけれど、平田篤胤ということで何か天狗研究の手がかりになれば、と出かけてみたところ、そこで日本民話の会の方に出会ったのでした。その方からご紹介いただいた方が日本文学、民俗学、比較文学論などを研究されている今井秀和さんでした。今井さんは仙境異聞の抄訳本を出版されていて、この本が2018年に旧Twitter、Xで話題となり、子安先生の本とも合わせて仙境異聞が巷で話題となったのでした。とにかく生身の少年が異界に行き、現世に戻り、その様子を語ったのですから、当時江戸の末期、とても流行り、それ以来のヒットとなりました。
今井さんの抄訳はとてもわかりやすく、ページ数も抑えてあり、読みやすく、仙境異聞に初めて興味を持った、いう方にとてもおすすめ。その本を書かれた今井さんが勝五郎の話の本を出版されたのですから、もうこれはワクワクが止まりませんー
序文から引き込まれてしまいます🎵
「天狗にさらわれた少年」を読んだ方、是非こちら「前世の記憶をもつ少年」も読んでみてください🎵
#勝五郎再生記聞
#平田篤胤
