前回記事からの続きです。
JR九州の787系特急つばめはビュフェや客室乗務員による高レベルなグリーン車サービスが大きな魅力で九州新幹線開業以前は何度も乗りに行くほどに好きな列車でした。
今回の福岡行の目的は特急リレーつばめの787系BM-4編成にNHK大河ドラマ「篤姫」のラッピングが施された「篤姫ラッピング編成」通称「Aoiつばめ」を見ることにありました。
東京と福岡の往復は日帰りのため、航空機による移動になりますが、4月から運行が開始された羽田ー福岡のJALファーストクラスを体験することを併せて計画しました。
JL135便で福岡到着後は直ちに博多駅に移動しました。
そしてみどりの窓口に直行し、リレーつばめの切符を購入です。
特急の往復乗車では特急往復割引切符の「2枚きっぷ」が格安ですが、この切符は東京では購入出来ないので現地入りしてから購入です。
そしてホームにはこれから乗車するBM-8編成のリレーつばめ11号が待機していました。
DXグリーンは元々6席あったTOP CABINと呼ばれる部分を3席仕様に改装したのでリクライニング角度も大きく、フルリクライニング状態では完全な水平ではありませんが、フルフラット的な感覚で横になることが出来ます。
そのスペックやサービス内容からも日本の鉄道界ではナンバーワンなグリーン車でしょう!
JR九州の特急グリーン車では以前からドリンクサービスが行われることが大きな売りですが、DXグリーンでは更にクッキーが追加されます。
ちなみにDXグリーンが登場してから3度目の乗車ですが、紙コップとキャンディーのデザインが新デザインの組み合わせで提供されたのは今回が初めてです。
初回:紙コップ(新)・キャンディー(旧)
2度目:紙コップ(汎用)・キャンディー(新)
今回:紙コップ(新)・キャンディー(新)
車内では乗車直後に弁当の注文を取りにきましたので、リレーつばめに相応しい「つばめ弁当」にしました。
掛け紙のデザインは787系一般グリーン席のモケット柄と同じ模様です。
中身は沿線の名物を色々取り入れたものですが、上品な味付けがなかなかです!
中線部分に新2番線を新設したために直線で長かった1番線ホームが途中で曲がり短くなっていました。
煉瓦造りの機関庫があった駅の西側は新幹線工事の真っ只中でした。
ちなみに沿線の高架橋はだいぶ出来上がっていました。
そして復路で乗車するリレーつばめ10号がやってきました。
復路でもDXグリーンにしました。
どうも最近はオケツが贅沢に慣れてしまい困ったものです。
復路のグリーン車サービスではドリンクを「かぼすジュース」にしてみました。
その後は車内販売より
黒田苑(焼酎)とめんたいチーズちくわを購入。
黒田苑はさっぱりしていたのでゴクゴク飲めましたが、結構酔いました。めんたいチーズちくわを丸かじりすれば、輪切りで紙皿に提供されたつばめビュフェの古き良き時代を思い出しました。
楽しいAoiつばめの旅も1時間20分でジ・エンドです。
博多駅の博多口は井筒屋が入った国鉄時代の駅ビルが見事なまでに壊されていました。
工事していることは知っていましたが、いざ何も無い殺風景な景色を目の当たりにすると結構ショックだったりします。
篤姫ラッピング編成は1時間後のリレーつばめで折り返しますが、そこまで粘ると福岡空港のラウンジでの寛ぎ時間がほとんど無くなるので空港に向うことにしました。