水害から町を守る🏞揖保川の特殊堤防畳堤
(いぼがわのとくしゅていぼうたたみてい)



今回は、たつの市の自慢の揖保川の景観を守るために工夫された堤防について学びましょう😉☝️



★兵庫県西部を流れる日本有数の暴(あば)れ川として有名な揖保川の緊急時の防災対策として、40年以上も前に考えられた特殊な堤防です。
普通の土石・コンクリートなどでできた堤防とは
違い、一見、橋の欄干のように見えるフレームが
並び、川の景観を損ねません。住民の意見が
反映された環境への配慮と、住民の防災自治の
意識の高さが実を結んだ堤防といえます。 


◆なぜ普通の堤防と違うのか? 
そこ幅が広い台形型に土を盛ったのが一般的な堤防の形です(図1)。


畳堤が造られた地域は川から住宅までの距離が大変短く、土手が造れないのでコンクリート壁を堤防の上に造りました。
このような堤防を特殊堤といいますが特殊堤の場合
通常は、コンクリート壁になるところ揖保川では、
畳を差し込む枠だけの欄干のような堤防です。
地域の自治意識は高く、万一の時は住民の手で
畳を持ち寄り、堤として機能させます(図2)。  


もし畳堤がコンクリートを立ち上げただけの堤防だったら・・・?
揖保川の美しい景観は損なわれ、暗く圧迫感を感じる堤防になっていたことがシュミレーション写真を見るとよく分かります。 


●畳堤になったいきさつ
昭和22年(1947)、龍野市龍野町長末広氏より特殊堤(パラペット)設置の提案が出されました。
当時、姫路工事事務所長だった玉井正彰氏、工事主任の藤原玉造氏らが長良川の畳堤を見学するなどして、特殊堤でしたが「普段は揖保川が眺められるように枠だけにしてほしい。防災はみんなで行うもの、洪水の時は自分たちも畳を入れて協力する」という周辺住民らのたっての要望により、現在の畳堤となりました。




素晴らしい❣️😆
町の住民達の協力があって、初めて完成するこの堤防は、龍野の市民が手と手を互いに取り合ってこそ大きな役割を果たすというまさに住民の固い団結力あってこその防災なんですね(((o(*゚▽゚*)o)))♡


何気なく見渡してた揖保川も、また新たな発見を
見つけてより深くたつの市について学ぶことが
少しできましたね(*^ω^*)✨


みなさんも、今度通る時は意識してみてください❣️
住民の方々の想いあってこその、この揖保川の景観が守られている事に気付いた時感謝すると思います☺️



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