ずっと派遣で働いてきたけど

正社員になりたくて、

50代だけど就活してます




って人に、何人も面接で会った。




派遣先で何やってたのか

色々聞くんだけど、、、

「それは仕事ではなく作業ですね」

という感想を言いたくなるのをぐっと飲み込む。




仕事というのは、納期に間に合わせて

何か手を動かして、

給料をもらうってことじゃない。




その会社をより良く、

より強くするにはどうしたら良いか考えて、

世の中の流れを予測しながら

会社を通して社会に貢献するために

「こんなことやっていきましょう」と

提案し、日々実行していくことであって、



誰かがすでに組んでくれた企画の

おこぼれをとりあえずこなすってのは

正直言ってキャリアとして

カウントしてあげられないし、


「その人ができること」

「やってきたこと」は

ゼロ。


ああ、なんとか食い繋いで来たんだな、

って程度。




「派遣の時給は良い」って?


いやいや、じゃあ例えば

年収600万円の正社員、

年間123日が休みだとすると

稼働は242。

日給¥24,793.

時給¥3,100.


しかも年間最低5日は

有給取らなきゃいけないって

労基で決まってるから、

休みはもっと多いし、

慶弔休暇とかさ、福利厚生が

いっぱいあるわけでさ…。



いくら定年が延びそうだとなっても

60過ぎてどれだけ体が動くのか?

50代でやっと正社員目指すって

色々気づくのが遅くないか、、?


て思ったりするわけですが、

まあ粛々と面接後のトリアージを進めます…。