宿泊先の「堂ヶ島温泉ホテル」からの眺望は、三四郎島
を目の前に素晴らしいものでした。
こちらのホテルはかなりの旧式ホテルですが、温泉は
地域で唯一の自家源泉の掛け流しです。アルカリ性の
お湯は、ツルツルで良く温まりました。
そして、ホテルロビーには、あの岡本太郎さんの壁画が
飾られています。創立は、かなりモダンなホテル経営者
だったことが偲ばれます。
そして、ホテルをチェックアウト後、一度参拝したいと思って
いた神社の近くを通ることとなり、西伊豆松崎町の雲見へ
向かいました。
【雲見浅間神社】
主祀神：磐長姫尊 （いわながひめのみこと）
全国におよそ2,000社あると云われる浅間神社 の中でも珍しい、
磐長姫尊 （いわながひめのみこと）のみを祀る神社。
鎮座する烏帽子山 （えぼしやま）は、御嶽山（おんたけさん）とも
雲見ヶ嶽（くもみがたけ）とも呼ばれ、伊豆半島 の最西端となる
海岸に立つ、独立した凝灰岩 質の岩山である。その中腹に2箇所
の拝殿があり、山頂の直ぐ下に本殿がある。
麓の国道136号 線から徒歩で25分ほどで2箇所の拝殿を経由して
本殿に至るが、途中の428段の石段は極めて急で足場の悪い箇所
もあり、また山頂付近は常に強風に晒されているため、健脚を要し、
ハイヒールなど軽装は禁物である。
（ウィキペディアより）
解説のような、往復1時間は要する非常に険しい神社です。
私はうっかりヒールの高いブーツを履いており、また、すごい強風
の為、今回の参拝は断念しました。。。
次回は足元をしっかり準備して参拝登山をしようと思っています。
近くの山から見降ろした神社。
断崖絶壁の岩山の上に社はあります。
祀神の磐長姫尊 は、富士山 および富士山本宮浅間大社 の祀神
である木花開耶姫命
（このはなさくやひめのみこと）の姉であり、
大山祗命 （おおやまつみのみこと）の娘である。
姉の磐長姫尊 は醜だが、妃に娶ればその子は岩のような長命を
授かり、一方妹の木花開耶姫命 は絶世の美女だが、その子の命
は花のように短い、とされていた。天孫である瓊瓊杵命 （ににぎの
みこと）は、葦原中国 （あしはらのなかつくに、日本 のこと）に降臨
して木花開耶姫命 に一目惚れし、大山祗命 は姉の磐長姫尊 も共
に妃として差し出したが、瓊瓊杵命
は磐長姫尊
を疎んじて大山祗命
の許へ返してしまった。この神話 は古事記 や日本書紀 などにも見
られるが、これを悲しんだ磐長姫尊 は雲見に隠れ住み、仲良し
だった姉妹も互いに憎み合うようになってしまったという。
また地元には「烏帽子山 が晴れる時には富士山 が雲に隠れ、逆に
富士山 が晴れる時には烏帽子山 付近の天候が悪くなる」とか、
「烏帽子山 で富士山 を誉め賛えると振り落とされる」いった伝説が
あるため、地元の人は富士登山 を忌み、また「富士」という言葉は
永く禁句であったという。
（ウィキペディアより）
次回の課題を残しつつ、山の上から富士山、みかんの丘、駿河湾
を堪能しました。
富士山の見えるところ、様々な伝説や縁の神社が点在しています。
