“話すこと”は“放すこと”
先日、私が読者登録をさせていただいているブロガーさん
が書かれていた記事のテーマです。
「そうだった…」
と、とても胸に響きました。
カウンセリングを受けることで、心の問題が整理できる、
自分の感情を受け入れることができるようになるのは、
ひたすら自分のことを、自分を主人公に人に“話す”こと
を繰り返し訓練するからです。
何度同じ話をしても良いのです。
話して、相手に聞いてもらっているうちに、だんだんネガ
ティブな感情や記憶から解放されていく体験をします。
安心して“話せる”、“放せる”を見つけることが大切です。
相手はプロでなくても良いのです。信頼できる友人、先生、
親族…
ブロガーさんの記事を読み、私自身を振り返りました。
ここ数年、私は人の話の聞き役であり、自分の“辛い”と
感じた経験やネガティブな本音の話を、あまりタイムリーに
人に話していませんでした。
少しストイックに“我慢”していたのかも知れません。
私の“悲しい”、“辛い”と感じた感情は、どこに沈んでいく
のかな…
朝、目が覚めると、前日に起きたネガティブな出来事の
記憶はしっかりあっても、感情は薄く、遠くになっていること
が多いのです。感情を追いかけていないのでしょう。
一日が始まれば、また新しい事件や処理しなければならない
ことが刻々と更新されていき、昨日の感情は古い記憶になって
いるようです。
また、人と会うと、あまり愚痴やネガティブな話をしたくなくなる
のです。楽しい話をしたくなる。
意識して“プラス思考”を持っているのではなく、人生は前
にしか進んでいきませんから、今日を生きる、そして明日
目覚めたら明日も生きる、を繰り返していくしかないのです
よね。
毎日大笑いの楽しい出来事が待っている訳ではありません
が、それでも生きていく方法を考えながら、時には淡々と過ご
していくことの大切さを、今まさに学んでいるような気がします。
自分の今の状況へのアドバイスとして、キンバリー・マルーニー
の『Angel Love』カードを引きました。
【Forgiveness／許し】
怒りはあなたを小さくする
許しは今までのあなたを越えて成長させる
たまには言葉や感情を飲み込まずに、話せる人には
“悲しい感情”を話して、放していこうと思いました。
