ここ最近、長い付き合いの友人や親しくなりかけた人との関係に変化を迎えています。
自分が変わると、周囲との関係も変わってくるようです。相手とも同じ速さで歩いていければ
良いのですが、なかなかそうはいかない。
私はどちらかというと、人と親しくなると、繋いだ手を自分からなかなか離さないタイプでした。
それが最近だんだんと、お互いに『求め合う』人との結び付きだけ残っていくようになりました。
ご縁が遠のいたと感じだ人とは、スっと自分から手を離すことができるようになりました。
でも、ちょっと辛くて寂しく感じることは…
人としての最低限の『礼儀・仁義』が理解できていない相手に対して、手を握りながら
「私は不快に感じています」
とはっきり伝えるとき。
とても勇気がいるのです。そのことを伝えた為に、相手から手を離されてしまうかも知れない。
自分から去っていってしまうかも知れない。
以前の私は自分から手を離すことをしなかったので、相手に不快さを感じていても、グッと
飲み込むことがほとんどでした。そして、我慢の限界を超えた時、相手が驚くほどキレ、
「サヨナラ」
を叩きつけて自分から去って行くこともしばしばありました
我慢に我慢を重ねての決断なので、後はスッキリ爽快~という感じでしたが、そういうエネルギー
の使い方は疲れるのでやり方を変えよう、もっと自分の心の声を静かに聞こうと考え直しました。
今は、相手とのご縁を静かに見極めて、
「もう潮時なんだな」
と感じたなら黙ってフェイドアウトしていくようになりました。
ご縁があればまたいつか会える、でも今は関わっていくことは無理、と腹がきちんと決まって
います。
でも、フェイドアウトしたくない相手、手を離したくない相手に手を繋いだまま本音を伝えることは、
いちかばちかの賭けです。寂しい結果になるかもしれないけれど、一緒にいるために伝え
なければお互いの関係が温かくなくなるから…
相手が真っ直ぐに受け留めてくれなければ、それまでの関係…と、腹を決めて伝えます。
これでいいのだと腹を決めつつ、やっぱり結果を待つことは怖いです。
もう会えなくなるのかなと思うと、やっぱり寂しくなります。
今日はそんなことを考えてすごく寂しくなり、夜景の写真など撮って自分を労わりました
美しいものに癒しを求めてみました。
【横浜・みなとみらい】