伊豆箱根地域で最大のパワー神社は、箱根神社と伊豆山神社と言われています。
その伊豆山神社 へ、年明け参拝第二弾へ出掛けました。
この神社も恐らく奈良の大神神社と同様、創建当時は山自体が神様として祀られ、
拝殿など無かったのではないかと推測しています。
それくらいシンプルで余計な主張をしない自然体の神社です。
伊豆は源氏、源頼朝が流された地であり、特に東伊豆には頼朝縁の史跡が複数現存
しています。この神社も頼朝に縁のある場所で、北条政子と頼朝が逢瀬を重ねた舞台
です。2人が腰掛けて愛を誓った「腰掛岩」も現存しています。
伊豆山神社 は、熱海の街と相模湾を見渡せる絶景地にあります。
海沿いの「走り湯」から一直線に参道が始まっているのですが、これは心臓破りどころ
ではない石段です。
海から山へ登る参拝の苦行。
当然急斜面であり、伊豆山神社のお祭りには、その急斜面の階段の上から下へ、神輿
を担いで一気に駆け下りる行事があります。
まさに武士の気概!
男の中の男
男らしい神社です。
以前、私は華奢なヒールのブーツ、女友達はピンヒールで登りきったことがあります。
男らしい2人です。
まさに「天下取り」の石段
登りきった後、手水には紅白の龍が迎えてくれます。
静かにたたずむ伊豆山神社。
私が神社が好きな理由の1つは、素晴らしい彫り物が見られることです。