こんにちは、ツバキです。
プロフィールはこちらから。
あなたは『感情は伝染する』という言葉を聞いたことがありますか?
なんだか幸せそうな人のそばにいるとこちらまで楽しくなってきたり、逆にイライラしている人を見るとこちらまで不快な気分になったり。
わかりやすいのは「もらい泣き」です。
自分自身に悲しいことがあったわけでもないのに、目の前の人が泣いているとつい感情移入して泣いてしまう。
あるいは結婚式で両親への手紙を読む花嫁が感極まって涙するのを見て、つい自分もウルウルしてしまう。
そんな経験、だれにでもありますよね。
感情は強ければ強いほど周りに伝染していきます。
あなたが「楽しくて幸せだな」と思っていると、知らぬ間に「楽しくて幸せ」という感情を周りの人に伝染させていきます。
そうすると相手は「なぜだかわからないけど、この人と一緒にいると楽しいな」とあなたに魅力を感じてくれるようになります。
そして「もっと話していたい」とか「また会いたいな」と思ってもらえるようになります。
あなたが「楽しくて幸せだな」と思っているだけで、それを周りが勝手にキャッチしてくれるのです。
これが『感情が伝染する』ということです。
幸せや楽しいという前向きな感情を伝染させてくれる人の周りには、自然と人が集まってきます。
しかしあなたが周りの人とうまく会話を盛り上げることができず「つまらない、帰りたいな…」と考えると、その感情も周りに伝わってしまいます。
表向きはニコニコしていても心で「つまらない」と思っていることは、思っている以上に相手に伝わってしまいます。
「あ、この人楽しめていないな」と相手に思われてしまうと、はじめは周りも気を使ってあなたを話の輪にいれてくれるかもしれません。
一生懸命あなたに話題をふって、どうにか楽しんでもらおうとします。
それでもあなたが「つまらない」とマイナスの感情を持ち続けていると、少しずつその場の空気が悪くなっていきます。
周りは必死に楽しもうとしているのに、あなたがいることでマイナスの感情が蔓延してしまうのです。
そこで周りの人はあなたとこれ以上話すことを諦めます。
「だって、あなたと話していてもつまらないんだもの。」
楽しいと思っている人同士で盛り上がり、もっともっと「楽しくて幸せ」になっていきます。
気づけばあなたの周りには「つまらない」と思って心を閉ざしてしまった相手ばかりに。
そこであなたはもっともっと「つまらない」と思うようになっていきます。
感情は伝染します。
あなたの感情が周りに影響を与えることもあれば、相手の感情にあなた自身が影響を受けることもあります。
「この人といるとなんだか元気をもらえるな」と思える人に出会ったことはありませんか?
「この人と一緒だとなぜだか疲れちゃうな」と思ってしまう人はいませんでしたか?
このような人たちは強い感情を放っています。
あなただったら相手にどのように思ってもらいたいでしょうか。
あなたが周りの人に「一緒にいると楽しい」思ってもらいたいなら、「楽しく幸せ」な気持ちをいつも持っている必要があります。
しかし「楽しくて幸せ」な感情をいつも持ち続けることは、言うほど簡単ではありません。
仕事で上司に怒られたり、雨でお気に入りのスカートが汚れたり、電車で並んでいたらおばちゃんが割り込んできたり…
毎日楽しいことばかりではありません。
落ち込んで元気が出ない日だってあります。
落ち込んでいる人を見かけたら「美味しいご飯食べに行かない?」と声をかけてあげる人がいます。
楽しいことを一緒にして元気づけようとしているのです。
同じようにあなた自身が落ち込んで元気が出ないときは、自分で自分を元気づける必要があります。
自分のご機嫌をとるのです。
あなたにとって「楽しくて幸せ」なときはどんなときなのか、あなた自身が一番わかっているはずです。
わたしの場合は、
・ホットヨガをしてたくさん汗をかく
・お気に入りの本をコーヒー片手にじっくり読む
・大好きな友達と他愛のない話をする
・愛犬をめでる
などなど、自分のご機嫌をとる方法をたくさんもっています。
日々生きていればいいことも悪いこともあります。
それでも「楽しくて幸せ」をキープできれば、あなたの周りには自然と「楽しくて幸せ」な人が集まってきます。
そんな人に囲まれていればあなたも周りの人も、もっともっと「楽しくて幸せ」になってきます。
イヤなことがあっても上手に自分のご機嫌をとって、「楽しくて幸せ」をたくさんの人に撒き散らしていきましょう。
ツバキ