GWに子どもが能登の実家に出向き

 

実家の片づけをしているという新聞記事を読みました。

 

普段は親2人暮らし。

 

2人ではどうもならない家の片付けを

 

子ども二人が駆け付け、

 

4人でやるからいつも以上に片付けがはかどる。

 

この3連休で出来るところまで片づけたい。

 

という内容の記事でした。

 

 

 

被災していない実家の片づけでも大変な思いをするのに、

 

それが地震・津波によって

 

すべてが壊滅的に壊れ、

 

持ち物のほとんどを捨てなければいけない

 

被災地の実家の片づけは、

 

想像以上に大変なものだろうなと思います。

 

 

私の実家が同じ思いをするなら、

 

その時一番悔やむことは、

 

なんであの時不用品を処分しておかなかったんだろう。

 

だと思いました。

 

 

元気な時に、有事ではないときに、

 

家庭ごみなら無料、

 

粗大ごみも数千円、

 

クリーンセンターに持ち込めば無料で処分できるのに、

 

時間も体力もあったのに、

 

どうしてやっておかなかったんだろうって。

 

 

普段使っているものを処分するだけでも大変なのに、

 

親世代が捨てられずに残しておいた大きな婚礼箪笥、

 

学習机、鏡台、

 

ブラウン管テレビ、

 

ビデオデッキ、

 

乗らなくなった自転車、

 

誰も使わないベッド、

 

古くなったパソコン、

 

こういった捨てるのに難儀するものが1つでもあったら、

 

もっともっと災害ゴミを出すのが大変になる。

 

 

あの時捨てておけば、もっと早く片付け終わったのに。

 

あの時捨てておけば、もう少し広いスペースが確保できたのに。

 

あの時捨てておけば、こんなに苦労することなかったのに。

 

 

 

私だったら絶対にそう思う!

 

 

だから、5月の連休に帰省したら、

 

私と子供が寝起きしている部屋を

 

できるだけ片づけて帰ろうと思います。

 

親に「もうこれいらない。捨てて」

 

と決意表明して、

 

まとめられるものは紐でまとめて、

 

ゴミ袋に入れられるものは入れて。

 

 

箪笥やカラーボックスの上にチャイルドシートやら、

 

会社の書類、

 

亡くなった祖母やそれ以前の着物が積み重なっていて、

 

お正月の地震の時に(震度5でした)

 

本当に怖かったです。

 

寝る頃になっても余震が続いていて、

 

娘が寝ている間に地震がきて、

 

チャイルドシートや箪笥が倒れてきたらどうしようって言っていました。

 

その通りだと思います。

 

 

親は親のタイミングで片づけると言っているし、

 

私はもう家を出た人間だからとやかく言わないでおこうと

 

思っていましたが、

 

せめて床に積み重なっている家具や物は

 

すべて押し入れにしまえる分量にするように

 

今回の帰省で言おうと思います。

 

 

そして、人に言うだけじゃなく、

 

まずは自分から。

 

自分の身の回りを整えることから。

 

 

GWのいい気候を利用して、

 

1年間放置していた庭の木製柵の解体をしました。

 

 

 
ホームセンターで買ってきて、自分でペンキを塗っていたもの。
 
フレンチカントリーの庭づくりに一生懸命でした。
 
10年使用して、木が朽ちてきたので処分することに。
 
 
 
玄関からは見えない勝手口に置いていましたが、
 
地震が来たら邪魔だし、
 
いつかは私が処分しなくてはいけない。
 
だったら今処分しよう!
 
 
自分が持ち込んだものは、自分で処分する。
 
 
ドライバーでネジを外します。
 

 
バラバラに分解して、省スペースになりました。
 

 
外したネジもたくさん。
 

 

これをのこぎりで半分の大きさに切り、

 

少しずつ可燃ごみに捨てます。

 

 

半年前に1つ柵を処分済み。

 

暑くなる前、5月中に処分を終えたいです。

 

 

庭木の伐採、家具の組み立て、分解、

 

何1つ夫に頼らずにできるようになりました。

 

夫にやってもらわないと困ることなんて一つもないです。

 

なんでも自分でできます。

 

 

 

よそのおうちはこれ全部旦那さんがやってくれてるんだよな・・・

 

よその旦那さんは力仕事してくれるんだよな・・・

 

って悲しくなることもあるけど、

 

嘆いたってクズは変わらないですからね(笑)

 

それに夫がクズってことは心配しなくても

 

もうすでにみなさんに知れ渡っています。

 

子どもの行事にはこない、地域の行事も出ない、

 

いつも奥さんが庭仕事や力仕事をしている。

 

のこぎりを持って作業をしている。

 

重そうな荷物を持っている。

 

夫を家の外、庭、近所で見ることがない。

 

こちらからわざわざ言わなくてもみなさんに十分伝わっています。

 

私が庭や家の外で苦戦していると、

 

ご近所の旦那さんが

 

手伝いましょうか?

 

って声をかけてくれます。

 

私には夫はいない。

 

私には近所に夫がたくさんいる!と思っています。

 

 

私は私のために、私の周りを身軽にすること。

 

毎日少しずつ頑張っています。

 

私に快適をプレゼントするために、これからも頑張る!