お疲れ様です、椿です(*´ω`)

 

今回は担当であるC.FIRSTのNot Aloneについて考えます。

 

「わかってーわかんなーい♪」がネタにされがちなこの歌。

正直なところ、「結局何がどうわかってわかんないのか(?)、わかんなーい♪」という方もいらっしゃるのでは??←

 

C.FIRSTの3人は皆さんご存知の通り色々抱えすぎていますので、考え始めたら考え終わりません。

 

結果、文章が長くなってしまったことを先にお詫びします。ごめんなさい。

 

 

あくまで個人の考えですので、至らぬ点はご容赦くださいませ。

 

 

イベントストーリーについて

 

サイスタのNot Aloneイベも考察のヒントになると思われるので、概要を簡単に。

読んだことない!という方、もしお時間があるようでしたら、私の拙い文章ではなくぜひアーカイブを読んでみてくださいね。

 

ご存知の方はすっとばしてください!

 

 

C.FIRSTは315プロをアイドル業界にアピールすべく、『闇を切り開く騎士たち』というコンセプトでライブ風プロモーション映像を撮ることに。

 

それぞれが努力を隠し、こそこそと練習(通称:コソ練)をしている中、レッスン室で練習中だった百々人は焦りを感じていた。

そこへ現れた秀と鋭心に、百々人は歌とダンスが上手くいかないのだと打ち明ける。

 

「アイドルで100点を取るのは難しい」と言う百々人に、2人もコソ練をしていたことを明かし、「1人で100点を取る必要はない」「3人でなら1000点だって取れる」と声をかける。

 

1人では無理でも、3人でなら。

そうしてC.FIRSTは完璧なパフォーマンスを披露したのだった。

 

 

題名について

 

「ひとりじゃない」。

 

コンセプトからすれば、3人が『闇を切り開く騎士』のはずなので、私たち聴き手の闇を切り開いてくれる…つまり、この歌を聴いている人に「(俺たちがついているから的な意味で)ひとりじゃないよ」と言ってくれているのだと思います。

 

だがしかし、このイベストを読んだら絶対それだけじゃないじゃんか。

 

実質2人も百々人に「ひとりじゃないよ」って言ってるじゃん!!←

 

だからと言って、じゃあこれは2人から百々人への歌なのかと言われれば、それは違うと思います。

コソ練していたのは百々人だけではなく、2人もだから。

 

クラファの歌のキーワードのひとつである"他者への信頼"の入り口の歌のように感じました。

この時点ではまだ3人とも心を開けておらず、ここから少しずつ仲間を信頼していけたらいいな、くらいのレベルです。

(心開いていこうぜ♪の未来が確定しているだけで泣ける)

 

3人とも孤独を抱えているから、お互いに「ひとりじゃない」と言い合っているようにも、自分に言い聞かせているようにも聞こえます。

 

 

3人が抱える孤独

 

3人の過去から、それぞれが抱える孤独について。

エピソードゼロを読んだことのない方はこちらもぜひアーカイブをご覧下さい!

 

 

自他ともに認める天才である秀は、楽しい時間や同じ気持ちを共有できるかけがえのない親友を追い詰めてしまった。

本心を教えてもらえなかった彼の心の傷と、取り残された孤独感は計り知れません。

 

百々人はどれだけ努力を重ねても、1番身近な存在である両親から認めてもらえずに見放され、さらには家も出て行かれた。(憤怒)

ひたすらに自分を責め続けた彼も相当孤独です。

 

そして何より鋭心。彼が一番問題では…?

秀と百々人は辛うじて心の拠り所があるのです。

 

秀は両親を亡くしているものの、家庭環境に恵まれ、祖父母からとても愛されています。(良かったね…)

百々人はぴぃちゃんに出会えて、多少は甘えられる相手ができました。

(もっと甘えてくれ…)

 

そういう意味では、祖父母を亡くし、両親にすら気を遣い、Pとも一定の距離を取り、自我を殺し…心を開いている相手がこの世に誰ひとりいない鋭心はあまりにも孤独では…。

(そんな鋭心に「ひとりじゃない」って歌わせるの残酷すぎませんか…本人はこんなに孤独なのに…)

 

 

伝えたいのは、ただただ「ひとりじゃない」ということ

 

この歌は少し特殊な構成をしていました。

1番、2番、ラストと3回あるサビの歌詞がまるまる全部一緒なのです。

あんまり見かけない気がします。

 

この歌を聴いている人に伝えたいことがそれだけハッキリしているのでしょう。

 

先にざっくり書くと、

(1番)苦しいよね

(1番サビ)大丈夫、ひとりじゃないよ

(2番)虚しいよね

(2番サビ)大丈夫、ひとりじゃないよ

(落ちサビ)孤独に負けそうになるよね

(ラスサビ)大丈夫、ひとりじゃないよ

という感じです。

 

あまり見ない構成で面白いですね。

 

 

 

  Why それぞれの明日が ~ 出口はどこにあるの

 

"それぞれ"なので、複数人です。

自分たちも、悩みを抱えてこの歌を聴いているどこかの誰かも。

 

何かを目指し始めて、そこに向かって進みたいのに、明日すら遠ざかっていく。

"悪戯に"なので誰かのせいとかではなく、何故か上手くいかない、みたいな感じでしょうか。

明日に辿り着くのも一苦労、今日を生きるので精一杯というような印象を受けます。

 

"また出発地点"ということは、何度も出発地点に立たされているということです。

何かひとつをやっと解決したと思ったら、また次の問題が起きる。その度に出口を探して彷徨う。

生きている限り、本当の出口(立ち続けに起きる問題の終わり)なんてないのです。

 

もしかしたらその問題は、翌日には強制的に解決するのかもしれません。

例えばテストがあるとか、大きな仕事があるとか。

強制的に終わりが訪れるとしても、それまでの時間が辛いんですよね。そして次の始まりもまた、強制的に訪れます。

 

そんな現状に疑問を感じているようです。

何故こんなに苦しみながら生きていかねばならないのか、と。

 

 

  (Why)わかって わかんない ~ 思い込んで今日も進め

 

『期待が宙を舞う』は、『期待』を理解しないまま応えようとしていると解釈しました。

 

何故、何のために応えなければならないのか解らないまま、誰かの期待に応えさせられている。

そんな人に向けて、「とりあえずそれが自分の使命ということにしないと、今日すら乗り越えるのは難しいよね」という、諦めにも似た同情です。

 

しかし3人もまた、『期待』を理解せずに応えているのではないでしょうか。

 

秀は自ら天才であろうとし、周囲からの期待に応えることをあまり苦に思っていないのかもしれません。

が、親友のために世界を変えるのだと努力を重ねるほど天才は極められ、天才が極められていくほど親友のためにはならないと思うのです。遠く感じていた背中が、さらに遠のくだけなのです。

そのことに秀は気付いていないように思います。(私の主観です)

 

百々人が応えようとしたのは、以前は両親、今はぴぃちゃんからの期待です。

両親から過度な期待…もとい押しつけを受けてきた彼はアイドルになった今も、ぴぃちゃんの期待に応えられなければ捨てられると思っています。

でも当然、ぴぃちゃんは彼の両親と同じ『期待』をしているわけではありません。全くの別物です。(生きているだけでありがとう)

百々人はぴぃちゃんからの『期待』を理解しないまま、自分を精神的にも追い詰め、努力し続けているのです。

 

過去の行いが許されるはずないと自分を律し、世の中の期待に応えることを選んだ鋭心。彼の中でその期待は「応えなければならない」ものであり、「応えたい」ものではないのです。

これはすべき事だと決めつけ、期待に応える本当の意味など見出していないように感じます。(敢えて考えないようにしているのかもしれない…)

 

長くなりましたが、3人は各々自分に求められているものについて、何かしら勘違いをしているのです。

秀は願いを叶えるためには期待に応え続けるべきではないし、百々人は求められていないことまで求められていると思い込んでいるし、鋭心は本当はおそらく応えたいと思っていないのです。

 

"わかって わかんない"は心の葛藤かもしれません。

その後の歌詞にもあるように、彼らはなりふり構わず期待に応えようとしています。

 

応えたいか、応えたくないか。

応えるべきか、応えないべきか。

 

それらが彼らの中でぐちゃぐちゃになっており、「これが自分の使命なんだ」と思い込むことでなんとか自分を保っているのでしょう。

 

感じた"Why"は、無理矢理"Try"へ。

「使命だ」と解ったつもりでいて、本当は期待に応える意味など解っていない。

"わかって わかんない"状態なのです。

 

 

  離ればなれが ~ 本当のキミを

 

スマホやSNSが普及した現代では、顔を合わせなくても簡単に連絡がとれますよね。

知り合いの人とも、そうでない人とも。

 

文字だけでとるコミュニケーションなら、名前も、プロフィールも、感情さえも偽ることができます。元気でなくても元気だと言ってみたり。

 

自分を偽ることに慣れてしまった人が孤独を感じるのは、本当の自分を受け入れてもらえていないと感じるからではないでしょうか。

孤独から抜け出すには、勇気を出してありのままの自分を見せるところから始めないといけないのです。

C.FIRSTは、ありのままのキミの味方です。

 

…というだけで終わらず。3人も身近な人と離ればなれになっているのです。

秀は親友と。百々人は両親と。鋭心は祖父母、もしくは押し殺した自我と。

 

それが3人にとって当たり前になってしまったことで上手くなった"偽り"とは何でしょうか。

 

秀は「また失敗するかもしれない」という弱気な自分を偽り、いつでも前向きな天才であり続けます。

百々人は必死に努力して身につけたものを「才能だ」と言われる度に傷ついたり、秀に嫉妬してしまう自分を偽り、笑顔を絶やしません。

(秀にはバレたけど)

鋭心は本当の自分の心を偽り、常に周りや状況に合わせて言葉や行動を選びます。

(百々人にはちょっとバレてるけど)

 

偽りだらけな3人ですが、3人が上手くいかずにギクシャクするのは結局のところ偽るからであって、思っていることを正直に話したり、ありのままの自分をさらけ出すことをしないと、3人の距離は縮まりません。(それが難しいのよ)

それは3人も分かっているはずです。

 

だから、互いに互いのことをもっと知りたい、という意味合いで"見せてよ 本当のキミを"と言っているようにもとれます。

 

 

  You're Not Alone ~ キミのBuddies

 

一番伝えたい部分であるサビです。「キミはひとりじゃない」。

 

勇気を出してチャレンジしなければいけないのは、先程書いたように『ありのままの自分を見せること』、それから『ひとりじゃないと信じること』です。

この2つを乗り越えた先に、仲間(味方)のいる、ひとりじゃない未来があるのだと言います。

 

『ありのままの自分を見せること』については書きましたが、『ひとりじゃないと信じること』とはどういうことでしょうか。

 

これはおそらく、気の持ちよう、考え方次第ということだと思います。

人間はひとりでは生きていけません。家族や友人がいて、物理的にはひとりじゃないのに孤独を感じるのは、心が孤独なのです。

 

では、なぜ心が孤独だと感じるのかと言えば、周囲の人を信頼出来ていないから

自分という人間を理解してもらえないと思っているからです。(持論です)

 

近くにいるその人を、この歌を、まずは信じてみること。

自分が信用・信頼した瞬間、それらは全てキミの味方になり、キミはひとりではなくなるのです。

 

…そう力強く歌ってくれる3人ですが、この歌詞を自分に言い聞かせていると考えると、途端に弱々しく感じられます。(特に"信じれば"とか)

 

聴き手には「信じてみて!」と言いつつ、自分たちは「信じてみなきゃ…」になるのは、3人はそれが難しいことだと身をもって知っているから。

一歩を踏み出せていないのは、3人も一緒なのです。

(この頃はユニットを組んだからと、義務的に信じなきゃと思っていそう)

 

 

  複雑な夢も ~ (僕ら走り切る ストーリー)

 

叶えるのを遠慮してしまうような"複雑な夢"。

『どんなに遠くたって走り切る』ということは、気持ち的に複雑というよりは、一筋縄ではいかない、色々な事情が絡み合った夢でしょうか。

 

どんな夢を持っていようと、キミはひとりじゃないから。僕らもついているから。

一緒に最後まで走り切るんだ!という応援ですね。

 

では、3人が持つ夢とは何でしょうか。

 

秀は「音楽で退屈なこの世界を変えること」。

しかしその本質は、不登校になってしまった親友を、音楽で心から笑わせたいということ。

 

百々人は「Pのためにアイドルの才能を開花させること」。

しかしその本質は、要らない子である自分が生きる資格を得るため。

 

鋭心は「両親や世の中の期待に応えること」。

しかしそれは心からの願いではなく、いつかは祖父母の願いを叶えたいと思っている。

 

3人とも共通して、誰かのためと言いつつ自分の幸せを願っているのです。

誰かのことも、自分のことも、幸せにしたい。

複雑で難しい夢だとしても、3人でならきっと叶えられますね。

 

 

  Give it a shout ~ さぁ始めよう

 

「叫べ」「試せ」と、仲間をつくって孤独から抜け出そうと足掻いている印象です。

 

"もう嘘はつかない"は、自分を偽り本心を隠すのはやめよう、ということですね。

 

『己の辞書を気が済むまで塗り直す』というのは、簡単に言えば、納得出来ないことは納得出来るまで繰り返し挑む、みたいな感じでしょうか。

例えば、元々「夢なんて叶わないもの」と思っていたけれど、叶うまで挑み続けることで「夢は叶うもの」だということにしたい、というような。

 

きっと今なら一歩を踏み出せる。新しいキミになれるから、僕たちと一緒に始めよう!と背中を押してくれています。

同時に、自分たちも一歩を踏み出す時だと覚悟を決めているのでしょう。

 

 

  (Why)誰もわかんない ~ 日々はもう終わりさ

 

(信頼している人がいないから)悩みも、想いも、願いも、誰にも言えない。

だから理解もしてもらえない。

何故そんな虚しさを抱えていなければならないのだろう。

 

そんな疑問を抱いて、「じゃあやめよう」っていうことですね。

"器用に笑う"は、愛想笑いのことでしょう。

 

思ってもいないことを言って、楽しくもないのに笑って。

人の機嫌ばかり伺って、自分は本心を隠さなければいけなくて。

そんな虚しい日々は終わらせよう、と言っています。

 

…これを3人の想いに置き換えると。

 

秀は親友に対して言っているのではないでしょうか。退屈なこの世界で、心からの笑顔を失くした親友へ「もうそんな日々は終わらせるから」と。

 

百々人は何をやっても中途半端な自分という存在が、この上なく虚しいのでしょう。しかし、アイドルとしての才能があるなら、自分は中途半端ではなくなります。アイドルを頑張って、虚しい日々を、自分を変えたいのでしょう。

 

問題はやはり鋭心。自我を殺した彼が虚しさを抱えていないはずがないのですが、彼が他2人と違うのは"器用に笑う日々"を終わらせようとしていないところです。

鋭心は過去の償いのため、この虚しさを終わらせる気がないのです。

(今現在最新の「この世界の主人公」時点)

鋭心だけ虚しさを抱えたままだから"器用に笑う日々はもう終わりさ"って歌えなかったのでは…!?ここの歌割り秀&百々人だよね!?(妄想だけどつらい)

 

 

  異様なほど ~ 乗り越えられるかも

 

"Thick shadow"は、直訳で厚い影ですね。乗り越えるのが難しい壁のようなものでしょう。しかしそれを影と表現するのですから、大変なだけではなくもっと恐ろしい何かなのかもしれません。

 

そんなものが異様なほどそびえ立っているなんて、もはや乗り越えることが出来るものなのかも分かりません。

それほどの窮地に立たされていても、"乗り越えられるかも"と僅かな希望を抱いてしまうほどの他者への信頼が伺えます。

 

次に"キミ"とは誰なのかについて。

3人目線なら、お互い、もしくはPのことだと思います。

それぞれの抱える闇も3人でなら、Pがいてくれるのなら、切り開いていけるかもしれないという期待ですね。

まだこの時点では真に信頼し合えていないため、"かも"という不確定要素が入っています。

 

では、聴き手にはどう伝えているのか。

これは、「C.FIRSTを応援してね」という意味合いで解釈します。

 

クラファは孤独の闇の中を彷徨っている人へこの歌を届け、闇を切り開こうとしてくれています。

この歌を聴いたキミ(聴き手一人ひとり)がC.FIRSTを応援してくれたら。

もっとC.FIRSTが有名になり活躍できたら。

世界中の人にこの歌を聴いてもらうことができ、多くの人を孤独から救える(たくさんの闇="Thick shadow"を切り開ける)かも、という話です。

 

  You're Not Alone ~ 僕ら走り切る ストーリー

 

二度目のサビです。

1番サビと伝えたいメッセージの違いはないと思っていますので、割愛します。

 

 

  You're Not Alone 楽しんでいこうぜ。

 

この歌詞を読んで抱く疑問。それは、なぜここだけ句点がついているのかです。

 

最初に思いつくのはここだけ台詞だからという理由ですが、歌詞的にはずっと「ひとりじゃないよ」と呼びかけているのに、ここだけが台詞というのも考えにくいという結論に至りました。

「見せてよ」とか「未来が待ってるよ」とかも話しかけていると思ったからです。

 

しかし、ここだけ妙に喋り口調といいますか。

台詞であることは間違いありませんよね。

 

なので、台詞だからというのは間違いではなく、それを含んだ上でもうひとつ、テンション感の決定のために句点があるのではないかと考えました。

 

歌詞に「!」などがついていない場合、大抵は歌い方から勝手にニュアンスを想像しているものだと思います。楽しそうだなとか、悲しそうだなとか。

 

今回の場合、敢えて句点をつけることで、

「楽しんでいこうぜ!!(すごく前向き)」ではなく、

「楽しんでいこうぜ。(色々あって諦めを知った人が、少し微笑む程度で「どうせなら人生楽しまなきゃね」みたいな感じ)」であると分かるのです。(?)

 

 

  孤独に負けそうな夜は ~ この手をつないで

 

信頼とは、一方通行なものではありません。

信頼するから信頼されるし、信頼されているから信頼しようと思えるのです。

 

期待やら不安やらが押し寄せて、どうしようもなく孤独を感じてしまう夜もあるかもしれません。

 

そんな夜は、「誰かを信頼し味方を得た自分はひとりじゃない」と思い出すこと。

そして自分が信じたその人にもまた、「自分という味方がついている」のだと自信を持つこと。

そうして互いに頼り、心を寄せ合えばきっと大丈夫なのです。

 

これはそのままクラファにも言えることです。

イベストで「俺たちがついてる」と2人に言われた百々人が聴き手に向けてこの部分を歌っているのもエモです。

 

(あとこれは余談ですが、LIVEで聴ける「僕がついてるよ」の震え声は、百々人の自信のなさ(僕なんかがついてても力になれないかもしれないけれど…みたいな)が表れているのかもしれないと思うとしんどいです。好きです。)

 

 

  You're Not Alone ~ 僕ら走り切る ストーリー

 

三度目のサビです。

毎度サビの前に孤独が語られていますが、だんだん闇が深くなっている気がします。

 

1番も2番も苦しみを歌っており、その度にサビ部分で励ましが入りますが、先程の落ちサビ部分はそれでも孤独に負けてしまいそうな時のことです。

心が折れてしまう寸前の人に向けて、ラスサビの励ましが入ります。

 

 

  どんな暗闇も ~ (僕ら走り切る ストーリー)

 

最後に追加でワンフレーズ入りますが、折れる寸前の人の背中を押すには、もう一段階必要なのでしょう。

 

ここで"暗闇"という単語が出てきますが、"Thick shadow"と同じ類のものでしょう。

クラファがこの歌で切り開こうとしてくれているものです。

 

この歌で本当に立ち向かうべき相手は、一貫して自分の中の『闇』なのです。

それが誰かからの期待なのか、自分を偽ることなのか、抱えている『闇』は人それぞれかと思いますが、ひとりで解決出来ないからこそ抱えてしまいがちです。

 

まずは、誰かを信じることから。

そこからあなたのストーリーは始まるのです。

 

 

 

終わりに

 

長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

何がどうわかってわかんないのか、わかるようになる手助けになれば幸いです。

 

人を信じるって、どうしてこんなに難しいんでしょうか。

(え、そう思ってるの私だけじゃないですよね…?)

 

それから…誰かを救おうとする前に、クラファの3人がちゃんと救われることを願っております。

特に鋭心先輩を救って下さい。Pとして救わせて下さい。お願いします。←