女性管理職の多さから分かること~教育界におけるジェンダー格差~ | 椿先生!!!どうしましょう?

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小学校教員。教員志望者減少の危機感を、教育現場でひしひしと感じています。

過去に働いていた県は、女性校長が当たり前のように多かった。

そんな学校は、女性の管理職も多かったし、女性が重要な役職にも当たり前のように着いていた。

(その代わり、当時は男性並みに働かねばならず、未婚者や既婚小無しも多かったけどね。)

だから、その県の同期女性は、今主幹教諭や教頭をしている。

 

今働いている県、女性校長ばかりでなく、女性管理職自体が少ないと、過去在籍していた県と比べると感じる。

ただいま私は40代。

主任はさせられるものの、私より経験年数の少ない年下の男性教員は続々と管理職になっている。

 

今在籍している県では、見渡せば、50代の男性は管理職。50代の女性の大半は現役で学級担任が多い。

 

管理職の声もかからない。

どうやらこの県は、男性にのみ、門戸は開かれているらしい。

 

教員希望の女子大学生の方。

あなたの働きたい都道府県の校長や教頭が、男性ばかりの場合、

女性を活躍させる意思のない、昭和臭が漂う都道府県の可能性がある。

 

自分がどんな人生を歩みたいのか、将来を考えて、どの県の教員採用試験を受けるか考えてくれ。