今日ご来店されたお客様から、訪問買取業者のお話を伺いました。
現在でもまだ強引な買取をしている業者がいるようですね。
だいぶ前にもお話しさせていただいたのですが、注意喚起の為に今一度お話しさせていただきますね。
ブログにコメントをいただいたり、ご来店されたお客様からお話を伺ったりするのですが、今でも悪質だと思われる訪問買取をする業者がまだいるようですね。
もちろんうちのような質屋には来たことがないのですが、突然訪問したり、「着物を買います」などの名目で訪問し、指輪やネックレスなどの貴金属類を出させて、安値で買取ってしまう悪質だと思われる業者がかなり横行していたようです。
売るまでなかなか帰らないので、怖くなって売ってしまったという方も多いようです。
そこで、あまりに広範囲に悪質だと思われる業者が横行したので社会問題になり、「特定商取引法」が改正されて業者の訪問買取が「訪問購入」として法規制されるようになり、2013年(平成25年)2月21日から施行されました。
消費者庁のパンフレットをご覧ください。→20171208ac02.pdf (caa.go.jp)
ですから、現在ではいきなり飛び込みで訪問したり、事前に電話営業でアポイントを取って訪問した場合でも、最初の目的物以外の品物を出させたりする行為などは禁止されています。
また、訪問買取の際には買取内容や連絡先などを記した書面を交付しなければならなくなりました。
もし、悪質だと思われる買取業者が来たら、「特定商取引法」違反だ!と言えばたぶん帰るのではないでしょうか?
それでもさらに悪質で怖さを感じたりするようでしたら、警察に連絡したり、消費者センターに相談したりした方がいいですよね。
※但し、消費者自ら自宅での契約締結等を請求した場合(お客さんの方から訪問買取を依頼した場合)や常連取引の場合などは、規制の対象外ですのでご注意ください。
最近では訪問買取の他にも、詐欺電話や強盗の事前偵察などの電話もかかってくる場合もあるので、くれぐれも皆で注意しましょうね。(もちろんまともな業者もいるのですが・・・)