俺色:010>>>恋愛・結婚 | 前例が無ければ作ればいい。
久しぶりに趣味から離れ自分のことを。


mixiやアメブロなどで「障害者・恋愛・結婚」
というコミュやグルっぽをたまに見ることがあります。
その中で、


「僕みたいな障害者なんか・・・・」

「障害者に健常者との結婚は無理!」



など自分を悲観する書き込みがよく見られることに、
とても気になっていました。



私は、一人の障害者として恋愛・結婚という人生を
運良く歩むことができたのだが、
これは本当に運が良かっただけなのでしょうか?



今ままでにどういう人と?何人と?付き合ったかなんて、
結婚した今、どうだっていいステータスなんであえて書きませんが、
私の奥さんは同じ会社で働く、世間で言う健常者です。


同じ会社だからといって、
会社に勤めていれば自然と結婚できるわけでもなければ、
奥さんの方から寄って来たわけでもありません・・・。
(まぁ顔が言い訳ではないので当たり前か。(;°皿°))



日頃から何かのアクションをおこさなければ、
風なんておきないと思っているので、



「あ~ぁ、何かいいことないかなぁ~」



なんて言葉をよく耳にしますが、
私の辞書にはそんな言葉はないのです。



たまたま結婚できた障害者が偉そうに!



と思われるかもしれません。
逆にそう思われたっていいし、気にしません。



私は私なりの努力や戦いをしてきたのだから・・・・



さてさて、奥さんにどうやって声をかけたとか、
経緯や手段に関しては今回書きませんが、
結婚の時のエピソードを一つ紹介します。



私が結婚の挨拶に行く前の日、
奥さんがお父さんにこう言われたそうです。


「10人に聞いても、10人が反対するわ!」


と・・・・。


私はお酒を飲んで暴れ、暴力も振るわけでもなければ、
運転中の窓からタバコやゴミをポイ捨てするわけでもありません。
ましてや浪費癖があり、借金があるわけでもありません。



しかし、


「10人に聞いても、10人が反対するわ!」と、




手が無いだけで・・・・。



奥さんもこう言われて辛かったと思います。
と、言うより「え?なんで?」ってな感じで
理解できなかったようです。



付き合っている時から何度か食事をご馳走になったり、
普通に話してくれていたので、
奥さんからこう聞いた時、めちゃめちゃショックでした。


けれど、私は諦めたり、今回の挨拶は辞めておこうとは、
不思議と全く考えもしませんでした。


そして、反対されるとわかっていて、する挨拶。
その日、お義父さんからはこう言われたのです、


「条件がある。」


「結婚式だけは挙げろ!」


え?


なんだかよく分かんなかったのですが、
結果としてはOKがもらえたようで、
無事結婚式を挙げることができました。



のちのち、普段は無口なお義父さんが、
お酒に酔った勢いで、



「初めはビックリしたけど、
 おまえがあまりにも堂々としていて、
 迫力に圧倒されたよ。」



つづけて、



「○○(あだ名で呼ばれています)と結婚してくれて、
 本当によかった。」




と言ってくれました。


自分の迫力がどうだったのかわかりませんが、
めちゃめちゃ嬉しかったです。



こんなこと恥ずかしいし、
のろけ話のようで一般の人だったら書かないと思います。

私もアップ間際まで悩みましたが、
同じく障害を持った方なら絶対に気になることだと思い、
アップさせていただきました。

私の赤裸々ブログがどこかの誰かの勇気や希望になって
頂ければ、そんなに嬉しいことはないと思います。


またまたの長文失礼しました。


それではまた。