社会人学習part6では大津皇子ファンとして本を紹介させて頂きました
しかし残念ながら私は福岡の大津一族(出身)であり、大津皇子の子孫ではありません
大津一族として公正な視点で本を選ぶとするならどうなるのかをpart6その2でお伝えしたいと思います
先ず万葉集ですが、“万葉恋歌”(永井路子著)が飛び抜けて素晴らしいと思います
永井路子氏には“裸足の皇女”という山辺皇女の書籍があるので、必ずしも持統の支持者ではないと思われます
しかし女帝の本を何冊か書いておられるので権力者を支持しておられるのだろうとも存じます
更に草壁皇子の孫の聖武天皇が創建された石山寺で執筆された日本最古の恋愛文学
源氏物語
これは大津皇子を供養している作品にあたりますとNHKテキストで説明がありましたが
主役は光源氏であり、大津皇子では勿論ありません
紫式部は日本書紀を批判し、源氏物語こそ真実を伝えていると言ったのは有名な事実です
紹介させて頂いた“光る源氏の物語”は名言集のような名場面集であり
最も優れた注釈書ではないかと私は認識致しております
これ以上に優れた本はそうは無いだろうと存じます
最後に飛び抜けて素晴らしい本を紹介させて頂きます
1997年頃出版された本なのですが
紀伊国屋書店で私は見つけました
表紙に描かれておりますのは10次魔方陣です
これは現代の最新スーパーコンピューターでも不可能である
超神技です
本には百人一首にまつわる神道奥義だと記されております
まさに神技という事であります
百人一首10次魔方陣に比較すれば、西洋の近代数学など足元にも及ばないのは明白であり
西欧列強との戦いに突入していった日本の誇り(プライド)も理解出来ない事はありません
この百人一首の魔方陣を読むのと読まないのとでは日本史の理解に雲泥の差が生じる事は明白です
是非ご一読を