コンプライアンスへの意識の低い世代
こんにちは
今日は何について書こうかと考えていたところ
興味深いテーマを発見。
このテーマで、ふと思い出した昔話です
私は結婚前、約３年ほど
一般企業の本社で受付兼、役員秘書の
仕事をしていました。
当時はコンプライアンスへの意識を高めだした頃で
働き方改革や、上司と部下の関わり方など
色々な課題が多く、
勤めていた会社もチカラを入れている時でした。
そんな時にあった事件（？）です
市内でオフィスを中心にヨガ教室を
主催している某ヨガ教室。
代表の方は50代くらいの女性でした
以下、呼び名は「Ｔ」とします
営業熱心な姿勢で、
取引を結ぶまではほぼ毎週来社。
商談を重ねて、無事に契約をし、
昼休みの時間にヨガ教室を開いていました。
そのＴなのですが
コンプライアンスへの意識が低いのが問題でした
当時、私が受付をしていたビルには
親会社以外のも他の企業も入っており
他社への取次も請け負っていました。
契約を結べた瞬間、
馴れ馴れしく受付へ話しかけるようになり
「あの会社の役員～あぁ、名前は何て言ったかな」や
「トップから２番目の人とお話ししてる、取り次いでくれ」など
名前または部署名も把握していないような方にも
飛び込みで営業をしようとするのです
受付の基本は、個人名での取次はNG。
ましてや100名を超えるビルの中の従業員の中から
トップ２の人、誰だ？など
個人情報を受付から提示することは120％ありません
知っていても守秘義務です。
これは偏見かもしれませんが
ヨガ講師・・・少し独特な雰囲気で、
商談に来るのにスーツのひとつもお持ちではなかった
なんたること・・
そしてとどめを刺す出来事が。
個人名は分かるが部署名が不明だと。
「部署名教えてよ」と。
「部署名がないとお取次ぎできません」とお伝えすると
逆鱗に触れたのか、
「今からお会いするのに部署名を知らないなんて失礼でしょ！
だからここで聞こうと思ったのに！」と。
あぁ、年を取ってから起業すると
こういう一般的なことが分からないまま
進んでしまうのか。と
それから渋々、部署名を割り出し
（もちろん担当部署の方に確認を取ってからお客様にはご案内）
100名以上が在籍するビルですから、
当然、名前だけではこちらも分からず、
かなり手こずりました。
その後も、Tの怒りはおさまらず
ご案内しても少しの間その場から動きませんでした
・・商談、大丈夫ですか？
失礼ですが
ご年齢もあって、そういう常識のない方は
本当に恥ずかしいです。
私はいい経験ができたなぁと思っています。
もしかしたら私も
ここでの職務経験がなければ
こうなっていたかも・・と
コンプライアンス、
近年とても厳しく意識も高くなっているので
Tもいつか気付けたらいいですね
以上
懐かしい昔話でした。
