きょう、26日は今年最も大きな満月「スーパームーン」で、
夕方から宵にかけて皆既月蝕が起こります。
高度はあまり高くなりませんが、
低空だけに月の色や大きさが印象的に感じられそうです。
部分蝕も含めて、ぜひ観察や撮影をしてみてください。
皆既となった月は、
「赤銅色」と呼ばれる、赤黒い色に見えます。
今回の月蝕では18時45分に
満月が地球の影に入って月が欠け始めます。
部分蝕開始から約1時間30分後の20時11分に
月全体が地球の影に入り、皆既蝕の状態となります。
この皆既状態は20時26分までしか続かないので、
「赤みを帯びた満月」が見られるのはわずか15分です。
地球の影には濃淡があり、
今回は影の端のほうを月が通るため、
全体としては明るい月蝕になりそうです。
この濃淡があることで、
部分蝕の時だけでなく皆既中も月の色や明るさは変化します。
皆既時間は15分と短いですが、注目してみてください。