家族って、こんなものですよね。さんざん、あーだこーだと言いながらも、暮らして行く。お互いに、誰が悪いワケではないけど、誰かのせいにしていないといられない。でも、このあーだこーだが、長く家族として生活していく秘けつなのかも知れない。一方的にうるさいだけで、DVをしているような感じとか、ただただ、誰も話さないで、静かすぎるのも気持ち悪い。話が合わなくても、毎日、なんだかんだと話しているうちに、思いが通じているのかも知れない。結局、みんな、寂しがりやなんだと思う。だからと言って、わがままを言って、そのとおりにしてしまうと、みんなが離れて行ってしまう。キャリアウーマンの妻と売れない漫画家の夫。元大手の会社で働いていたけど、妻と離婚後は、工事現場で働きながら、フラフラしたけど、いつの間にか、娘の家に住むことになり、高校生の息子は冷静な顔しているけど、何かをたくらんでいるような気もする。結局は、夫は漫画を描き始める。原稿を見て、安心する妻。新しい職場で友だちが離れたような気がした、妻の父親が、なぜか、家中でサウナ室を作ったことで、男3人は仲よくなり、息子は大学にはいかず、おじの和菓子屋で働く予定らしい。そして、本人が働くブライダルプランナーの仕事も順調に〜なんと言っても、11年も漫画家として、働いていなかった夫が漫画を描きはじめたことがうれしかったような気がした。