関東大震災100年企画展。当時の写真をカラーにすることで、改めて、地震の怖さを感じた。ちょうど、お昼時だったために、あちこちで火災がおきて、多くの方が避難できなくて亡くなられている。テレビのドキュメントでも観たけど、隅田川の橋の壊れた話は驚いた。今とは違って、情報をお互いに伝えられないため、あちらとこちらで、向こう側の方がいいと思い込んで、移動し始めた。たくさんの人の重さで、橋が真ん中で折れて、川の中に落ちて亡くなられた。しかも、6つもの橋でおきたと知ってびっくりした。そのことについても、展示されていた。地震がおきる仕組みをジオラマで見ることもできた。自然におきることだけど、今は、昔と違って、情報を伝えることはできるはず。間違った情報に振り回されないようにしなくてはいけないと思った。橋の設計図や震度を測る道具もあった。パソコンも正確なメジャーも文具もない頃に、こんなに細かい設計図や震度計を作り出すなんて、信じられないと思った。この展示には、大学生かなぁ〜と言う感じの男性がひとりで見ている人が多かった。設計とか建築関係の勉強をしているのかなぁと、勝手に思ってしまった。真剣に見ているから、あの細かい設計図がわかるのかなぁ~なんてね。
いつ、どんな形で来るかわからない。いつ来ても、避難できるようにしたいですね。モノトーンがカラーになることで、より恐怖を感じた。