別に仕事をしていないわけではないけど、なかなか、やる気が出ない。また、漫画家と言う仕事は、ただ描けばいいと言う仕事ではない。編集者とか出版社が協力してくれないとできない。さらに、有名になると忙しすぎて、アシスタントや仕事部屋も必要になる。絵を描いて、ストーリーも作らないといけない。今は暇でも、ずっと、そのままとは限らない。でも、暇そうにしていると、イラツクのはしかたないよね。毎日、家にいる夫を見ると、ウェディングプランナーとして、バリバリのキャリアウーマンの万里江のイラツクのはわかる。ついでに、息子はアイドルになりたいわけではないに、オーディションを受けて落ちてからは、大学の推薦も断ると言い出す。夫も息子も頼りにならない。そこへ、音信不通だった父親も同居することに〜それぞれに、考えているのかもしれないけど、お互いに、うまく伝えられないだけなのかもしれない。万里江は忙しいから、ゆっくりと聞いていられない。せめて、息子だけでも、推薦で大学に行って、いろいろと経験してくれるといいのに〜と思ってしまう。そうなると、夫も父親もかわっていくのでは〜なんて考えてしまう。