休みの日には、DVDを堪能するはずだったのに、サスペンスドラマの誘惑に負けて、観てしまった!特に、「犬神家の一族」は、47年前の作品だけど、今回は4Kデジタル修復版として放送していた。過去に2~3回は観ているし、原作も読んでいるけど、エンディングがどうだったかを忘れてしまったので、観てしまった。足だけが水面から飛び出しているシーンとか、戦争で顔に傷をおって、常に顔を隠す面を被っている男が怖いし、気持ち悪い。でも、この人は偽物だったような気がしていたら、その男には、悲しい過去が~しかし、この時代の男たちは、変態としか思えない。自分が気に入ったら、女が拒否しても無理に襲いかかる。嫌ですよね。そのかわいそうな女は、なぜか、ひとりだけ。他にもいるのにね。そして、創業者が生きるとか死ぬかも?となっている時に、ほぼ全員が遺言の内容。つまり、財産の行方しか興味がない。どんどん、この家族の恐るべき事実がわかってくる。創業者の娘の三姉妹は、腹違いなこと。創業者は神社の神主に助けられて、しかも、男同士のあやしい関係になっていたが、いつの間にか、神主の妻と関係を持って、子供が生まれる。狙われた、珠代さんは創業者の実の孫で、そのため、彼女に全財産を与えるとなっていた。自分たちはもらえないと思った、三姉妹はそれぞれに、自分の息子たちと結婚させて、財産をもらおうとするが、次々とその息子たちが誰かに殺される。その犯人が、左清でも、創業者の愛人の息子でもなかった。手伝ったことは確かだけど、本当の犯人は、三姉妹のいちばん上の姉だった。やっぱり、怖い映画でした。こんな時代に生まれなくてよかったと感じた。この映画に出演されている方々のほとんどが亡くなられているのは、びっくりしました。坂口良子さん、島田陽子さん、スタイルもよくて美しくて、もう、生きていらっしゃらないと思うと、まだまだ、活躍してほしかったと思いました。石坂浩二さんは、今も昔もかっこいい!と思いました。