サスペンスドラマは松本清張が最高と思い込んでいる。昔からなんだけどね。わりと、犯人がわかりやすいけど、それまでに、いろいろとあるのだけど、過去のこととかあやしい関係がバレていく、その瞬間がたまらない。今日の昼過ぎに観たのが「影の車」。ひとりの会社員が偶然に、通勤バスの中で、中学の同級生と出会って、不倫関係になるストーリーだけど、いちばん、印象に残っているのが、その同級生の息子役の子供の演技がすごすぎて驚いた。台詞は少ないけど、なんとも言えない表情で見ている。目の演技がすごすぎて、怖かった。不倫関係になる大人たちの気持ちもわからないこともないけど、もう少し、自分自身やその家族のことを考えたら、そこまでする必要があるのかなぁ?あの男の子の視線とあやしい出来事が怖かった。子供だから~とか6歳だからとかは関係ない。殺意は子供だってある。大事な人を取られると思うと、どうしても、そう言う思いは現れてくるのかも知れない。あの少年の瞳は忘れられない!そして、不倫をした会社員も過去に、自分自身の母親に近づいてきた、亡き父の兄。つまり、おじが嫌で、たまたま、釣りをしている時に、縄を切って、そのままです海に落として亡くなったことを思い出した。そう、この男も殺人を犯していた。