家のために、娘の子供を育てるために、万太郎と姉妹として育てる。そして、万太郎を当主として生きてもらうために、結婚させる。家のためなら、子供たちの人生とか夢や希望を壊してしまう。今でも、いる可能性は高いけどね。田舎にはそう言うタイプの高齢者がね。親の後を継ぐ子供はいい子で、継がない子は親不孝みたいに言う。つくづく、万太郎の時代に生まれなくてよかったと思う。実際に、万太郎のモデルとなった、牧野富太郎さんの奥様は、従妹の方だったそうですね。人の気持ちや思いよりも、家が大切。そのためには、子供たちが犠牲になってもいい。そんな時代があるから、少子高齢化になるのでは~と思ったりする。今は、子供たちの夢や希望を叶えるように~と言う時代になってよかった。進学も就職も結婚も、本人が決めることで、親はもちろん、じいさんやばあさんが口を出すことではないと思う。