不思議に思うことがあって、なぜ、悠依と直木は里子に出されていたのか?直木が幽霊になってから、実の両親が出てくるのかと思った。普通の状態の家なら、本人が里子に出るようなことは考えない。警察の譲と田島が両親に話を聞いていた。父親は、冷たい人で直木に対しては、息子と思っていない様子だった。母親は、悠依に「会ってほしい。」と連絡があったとかで、譲が付き添いで会いに行く。幽霊の直木もついていくことになった。母親は、直木が近くにいることに気づかずに、本当のことをズケズケと話だした。直木には、7歳下の弟がいて、小さい頃に、骨髄移植をしなくてはいけない病気になってしまう。そして、その骨髄移植の検査の結果、兄の直木がぴったりと言うことで、今までに、2回も骨髄移植をしていた。それが直木を傷つけていたように思う。すべてが弟に向いてしまう。母親は、「直木がいなくなったら、骨髄移植ができなくなる。どうしよう!」なんて言い出す。思春期の子供には衝撃的過ぎることを、この両親は息子に押しつけていたようにも思う。幽霊の直木の表情が暗くなっていた。悠依は、直木のことを知らなかったことに気づく。こんな両親ならいなくていいかも~って思ってしまう。弟のために、兄に頼っているつもりなんだろうけど、ちょっと、ひどすぎる。二人とも、自分の息子なら、もっと、平等に育てることはできないのかと思ってしまった。里子に出て、新しく、生活を始めた直木は、正解だったように思う。来週からはどうなるのだろう?直木は本当に死んでいるのかなぁ?気になってしまう。