タイミングが悪いと借金ぐらいでは終わらない。たとえ、舞ちゃんがパイロットをあきらめて、会社経営に参加しても、できるわけがない!経営とは難しいものなんですよ。あの時代は、大企業さえ危ない状態だったからね。兄の悠人が言う通りだった。常に、株の動きを見ていた彼にはわかっていた。バブルはハジケルとね。自営業に多いけど、老舗もそうだけど、いつまでも、同じことをしていても続かないのは確かです。舞ちゃんがパイロットになれるようにと助けてくれた、ご両親には、工場を助けるよりも、パイロットとして、活躍してくれる方がいいと思うけどね。舞ちゃんの気持ちもわかるけど、愛情とか思いとか優しさでは、なんとかなるものではない。これからも、いろいろとあるけど、頑張ってね。中小企業のつらさを感じました。