そろそろ、6回観ると、1回観ることができるので、どうしても、もう一度、どうしても観たかった「月の満ち欠け」と「ラーゲリより愛を込めて」を観てきました。「月の満ち欠け」は、やっと、時系列が整理できて、さらに、感動して泣いてました。大泉洋さんの号泣シーンにもらい泣き。そして、クズ夫くんの田中圭にはムカついた。妻の不妊検査結果を本人に見せて暴れる。ついつい「あなたはどうなの?」と言いたくなってくる。こんな男、いなくなればいいと思った。小山内夫婦の瑠璃ちゃんが、妻の瑠璃ちゃんの生まれかわりと知って、見た目も年齢も違うに、ストーカーして、事故で梢さんと瑠璃ちゃんは亡くなってしまう。妻の瑠璃さんも夫かてら逃げようとして、電車に轢かれて亡くなっていた。思い出しただけで、泣いてしまう。もし、夫と出会う前に、哲彦くんと出会っていたら、どうなっていたのかなぁ?人生は、出会いと別れの繰り返しだけど、運とチャンスとタイミングが悪いと、変な人に出会ってしまうのね。つらいストーリーです。

「ラーゲリより愛を込めて」は、実話だから、より悲しくて切なくて、つらすぎる。戦争が終わりそうな頃に、満州に攻めてくる、卑怯なソ連(その頃はソ連)。多くの日本兵たちが、捕虜として、シベリア抑留になってしまう。その中の一人の山本幡男さんの物語。ただただ、泣けてきます。自分も苦しいのに、多くの先輩や後輩たちから慕われ、ロシア語が話せるので、通訳もしていた。しかし、最後は咽頭ガンになり、亡くなるのだけど、この亡くなる寸前の演技がすごすぎて、リアルすぎて、泣きました。彼が書いた、遺言書は、見つかると、ソ連兵にとられてしまうので、山本さんと親しかった、4人がそれぞれ、記憶して、実家に行って伝えると言う方法で、家族に伝えられる。とにかく、泣いて泣いての繰り返しでした。そして、戦争したがる国が信じられない!早く、やめてほしいと思いました。にのちゃん、本当にすごい!天才ですね。