患者に寄り添いすぎる研修医のドラマだけど、必死になって話を聞いて、診察して対策を考える。精神科で研修となる。睡眠薬の過量服薬を繰り返す患者の担当になる。カルテはもちろん、腕にできた、タバコの火傷のあとや生活保護を毎月5日に入ることから、必ず、6日に退院していた。そのことから、この患者が元夫からDVを受けていたことがわかって、無事に解決する。DVをする人は、意外と怖そうには見えなかったり、最初は優しかったりする。DVされた人も、なかなか、本当のことは言えない。あとで、何をされるかわからないから、誰にも言えないまま、自分自身を傷つけることをしてしまう。もし、今回も、玉ちゃんが演じる、諏訪野先生のような方が気づかなかったら、またも、同じ繰り返しで、彼女はどうなっていたのかと思うと怖くなる。元夫への被害届を出したことで、彼もまた、いつまでも、多くの女性を傷つけて逃げ回っていたのかと思うと怖くなる。ひとりでも真剣になってくれる先生は必要だと感じた。玉ちゃん、無表情做ことが多いけど、今回は、いつも以上に、表情が変化していたように感じた。