もともとは、冴と正樹は、先生と生徒と言うだけで~ただ、運が悪くて、まわりにいる大人は悪い奴ばかり。二人は親すらも変な人ばかり。それが不幸なんだよね。冴の母親も、もう少し、冷静だったら違っていたかもしれない。正樹も兄ばかりをかわいがりすぎて、ほとんど無視されていた。そんな親だから、こんな人生になるのかも。高校の音楽教師ではなくて、普通のピアノ教師だったらよかったのかもしれない。そこから、失敗への道が広がっていたのかなぁ?親は子供を選べても、子供は親を選べない。いちばんの不幸ですね。しかし、腹がたつのは、晴翔と碓井一家。晴翔も勘違いして、小坂先生を殺した。浮気をした父親よりも小坂が悪いと思いこみ、母親の自殺の原因もそれだと考えて、愛人が悪い!と信じて先生を殺す。それをかばって、父親が逮捕されたのに、それを正樹のせいにする。とんでもない奴。そして、碓井一家。しっかりしていたのは、性格がいまいち悪い、愛菜美だけ。社長の賢治とバカ息子の北都は最低の人間。社員全員が辞めて行く。それが理解できなくて、ひとりになってしまった、社長。情けないね。こんな男は嫌だ~と言いたい。誰かを傷つけると、はねかえってくるのは社長だけでしょうね。冴と正樹が二人で会っているシーンは最高!同じ方向を向いてあることができる。それでい!笑顔がかわいくて素敵だった。「二度と先生と呼ぶな!」最高でした。次はめめと川口春奈さんですね。