観ているだけで、ムカつく。大杉栄も伊藤野枝と大杉の6歳の男の子の3人を、監視していた、憲兵たち。大杉も野枝も自分の考えや意見は言ったけど、憲兵に殴りかかったりとか殺そうとしたりはしないのに、あちこちが骨折するくらいに、殴られて蹴られて、その上、畳にくくりつけて古井戸に投げ込んだ。憲兵たちの言葉を聞いていると、彼らの方がおかしいように思えた。きっと、大杉たちの考えが広まると、自分たちの立場が悪くなるから、取り締まっていたような気がする。だからと言って、暴力して殺すのはどうなのかなぁ?と感じてしまう。関東大震災も韓国人のせいにしたり、震災で食べることも住むところもなくて、困っている人たちを助けようともせず、一般市民を助けていた、大杉たちを殺すってどう言うこと。自分たちは、何を食べていたのか?と思うくらいに、立派な体型だったりするのが、超ムカつく。ドラマなのに、大声で叫んでいたせいか、夜は眠れななくて、大変だった。そんな時に、必ず、あのいや~な上司を思い出してしまって、なおさら、最低な朝をむかえました。男って、単純で、思い込んだら、自分の思い通りにならないと、何でもしてしまう。「この子は邪悪」の心理療法士や「純愛ディソナンス」の北都と愛菜美の父親のようになってしまう。ある意味、あの晴翔も同じかもしれない。こんな男にだけは近づいてこないようにしようと思った。考え方も性格も違うのだから、同じになるはずがない。それでも、強引にでもそうしたいと思うのは、わがままとしか思えない。