ジャニーズJr.のドキュメンタリー。まさに、ひと夏の経験。未来はあるけど、一寸先は闇の少年たち。ちょっとした失敗で、翌日からの出演はない。衣装の早着替え。上も下も2 ~3枚は重ね着した状態で歌って踊る。Sexy ZoneとABC-Zのコンサートをこなす。1日に4公演は当たり前。10代の男の子が「失敗したら、明日はない!」なんて言いながら、楽屋からステージに走っていく。観ていてもつらくなる。でも、数年後に、この子たちはデビューできるのかなぁ~なんて思ってしまう。年齢が下でも、入所した年が早ければ、先輩になる。関東ジャニーズJr.がメインだったけど、岸くんや神宮寺くんに岩橋くんもいた。懐かしい7orderのメンバーたちもいた。合間を見て、夏休みの宿題をして、夏が終わる。その繰り返し。それを素直に受け入れられる人と、少しでも、俺が俺が乗っていて精神が強くなる人。とにかく、今は、レッスンしたいだけの人。どれがいいかはわからない。それでも、頑張る人、あきらめる人。休業しながら、冷静に考える人。何となく、ちらっと見えてくる可能性。うまいからでもかわいいからでもなくて、まして、誰かのお気に入りではない。ここぞと言う時に、自分の魅力をみせることができるかどうか?自分自身の魅力や才能に気づくための時間なのかも知れない。この番組に出演していたけど、今は、やめてしまった人たちも、自分自身の生きる道を見つけていたらいいなぁ?と思う。デビューすることだけがすべてではない。何かひとつのことに夢中になれた日々があることそのものが、そして、出会った仲間たちがいたことが、ひと夏の思い出になっているといいなぁ~とおもう。しかし、みんな、かわいかった。