山には行かないで、映画を観に行ってました。にのちゃんの「タング」。ほのぼのとしたストーリーかと思っていたら、違ってました。奥さんに叱られて、ニートで、ゲームばかりしている夫が、偶然に、家の庭にやって来た、ボロボロのロボットのタングといっしょに追い出されることから始まる。このロボットを何とかして治そうとすることから始まる。タングのお腹の部分にあった、名前の会社に行くまではよかったが~現れる人たちが、かなりのクセが強くて、最初に行った会社は、京本大我さんが演じる、ナルシストのツアー担当者。声も話し方も、若かりし頃のパパに似ていた。そのナルシストに教えてもらった、中国の会社で働く科学者が奈緒さん。占い好きで明るくて、なかなかのしっかり者。そのタングを狙う悪い奴らが、かまいたちの二人。意外にも、似合っていてびっくりでした。もしかして、この人も~と思った、小手さんはいい人だった。予想通りに、武田鉄矢さんは悪い人でした。しかし、医師として、うまく対応できなくて、トラウマになって、それ以来、医師としてのやる気を失くしてしまっていた。タングは武田さんが演じる科学者が昔、やってしまった事故で、そのタングを壊そうとするが、タングと友だちになった、元医師のニートが直すことに成功して、やっと、前に進もうとした時に、タングが奥さんの妊娠を当ててしまう。それで、二人は元に戻る。ちょっと、涙も流れるストーリーでした。ちょっと、わかりにくいですが、とても、ラストにほんわかしてしまう感じでした。医師なのに、ニート。本人の姉と奥さんは弁護士。やる気を無くしても、いろんなことに出会って、対応していく過程で成長していく姿を見ているような感じでした。にのちゃんいや、二宮さんは、普通の人を普通に演じる、すごい俳優だと思いました。12/9から公開予定の「ラーゲリより愛をこめて」も観たいなぁ~と思っています。