毎年、気になっているこの番組。昨日は、広島原爆の日と言うことで、原爆の被害者となった子供たちの話。広島市内の大通りにあった木造住宅を、危ないから、壊すと言うことで、夏休み中の中学生(1年生と2年生)たちを市内から集めてきて、8000人で仕事をしていたらしい。学童疎開は小学生までなのか、中学生は家族といっしょに暮らしていた。それでも、そんなにいるのかなぁ?と思った。原爆投下の近くで働いていたとは?空襲警報はならなかったのかなぁ?と思うけど、偵察機らしいものが飛んで来た時になったくらいで、そのあとはならなかった。8:15に投下された瞬間、まわりの大人たちは、自分のことで精一杯で、子供たちは助けられなかったのか?8000人の子供の命が~未来は閉ざされてしまった。疑問が多く残る。生きているのか死んでいるのかもわからないまま、遺品だけが届けられる。当日、風邪で休んでいて助かった人もいれば、病気で入院していたことで助かった人もいる。そのために、遺族の方に責められたこともいると聞いた。何がなんでも、建物疎開をするようにすすめた大人に、それに反抗する事なく、すすめてしまう、教師たち。みんなで戦おうとか言っても、実際は、みんな、自分のことでいっぱいいっぱい。戦争は多くの人たちの命奪うだけで、そして、夢も未来も壊していく。いつも、先に犠牲になるのは一般庶民。これからの子供たちの命を甘く見ているような気がしてならない。怒りがこみ上げてきた。