確かに、美しいシーズンの今、アレンジをかえて歌っていた。イントロの瞬間、これ、タイトルが~となったけど、歌を聴いていて思い出した。「美しいシーズン」だった。「無言劇」のB面と言うか、カップリング曲。映画「不良少年」の主題歌だったけど、映画自体がいまいちで、途中で終わってしまった。確か、金田賢一さん主演だったと思う。映画は観ていないけど、不良少年に美しいシーズンって、何?と思っていたような気がする。金田さんも新人で主役だし、今と違って、フォークっぽいイメージのALFEEの曲が主題歌に疑問を感じていたような気がする。当然、売れないですよね。「無言劇」はいい感じと思ったけど、個人的には情けない男と思っていた。その歌詞を読んで・・・・・その数年後に、女よりも男の方が神経質と言うか傷つきやすいのかも?と思った。強く見せようと頑張るけど、意外と男は繊細なのかも知れない。女の方が強いのかもね。男の身体はダイヤモンドだけど、心はガラスでできていて、女の身体はガラスでできていて、傷つきやすいけど、心はダイヤモンドでできているから、意外と強いのでは~と思った。そう思わないと、失敗することもあるのかなぁ?と思った。男とか女とか関係なく、ひとりの人間として見るようにしないとね。そう思って聴くと「無言劇」が情けない男の歌とは思わなくなった。だから、最近、イントロもギターソロも飛ばして、サビだけを聴くと言う、若者のみなさん、一度はイントロからエンディングまで、歌をきちんと聴いてください。今までとは違う、考えや思いが生まれてくると思います。1曲の歌は1冊の小説にも負けない、素晴らしいストーリーがあります。そして、年齢によっては、違う考えや思いを感じることもあります。たまには、ゆっくりと、最初から最後まで聴いてほしいですね。