暢子の兄の賢秀も情けないヤツだけど、家族思いなのは確か。暢子の就職先の社長の息子とその仲間を殴ったのも、そのバカ息子が普通に歩いていた、おばさんにひどいことを言ったからなのにね。そのおばさんを助けるためなのにね。そのバカ息子は、父親に嘘をついた。しかし、父親も父親だし、父親の部下も部下で、そのバカ息子を信じてしまう。そして、生活が苦しい、暢子の家庭を見下して、さらに、女をバカにしている。それを見て、本気に怒る、私。こんな男が大嫌い!田舎だからなのか、昔の教育の失敗なのか、いまだに、こんなおバカな男たちは多い。仕事もせずに、偉そうにしている。何か、間違いがおきると、すべては、女の責任。特に、愛嬌もない、私みたいな女は責めたがるけど、自分が悪くても、すぐに、人のせいにしたがる男たち。しかも、上司が帰ってから、態度がころっとかわる。汚いヤツ!その記憶がよみがえる。あと、からかって喜ぶ、バカなヤツ!すべての記憶がよみがえってきて、なぜか、テレビに映る、社長に部下にバカ息子を指でぱっちんした。誰のおかげで生まれてきたの?誰のおかげで、ご飯を食べたの?と言いたくなる。男は、俺がいなければ~と思うかも知れないけど、今は、精子銀行もあるし、人工受精もできるし、男そのものがいなくても、子供はできる。女も働けば、育てることもできる。炊事洗濯もできるから、大丈夫。中高年以上の男たちは、それができない人が多いから、誰のおかげで~なんて言えないはず。そして、自分のバカ息子を信じてしまうような父親が社長っておかしいよ。きっと、その後、会社はつぶれそうな気がする。この会社に就職しないで、自分の道を見つける、暢子はすごいよ。そんな会社をやめて、羽ばたいてね~と思った。田舎はいらない。古い考えの人間しかいないから、いらない。すべてにおいて、足りないものが多すぎる。選択肢が少なすぎる。暢子、頑張れ!ちなみに、社長のバカ息子役をしている方が、時任三郎さんの息子さんと知って、びっくりしました。