tsstkmのmy Pick 花が咲く季節。


いちばん、悪いのは、走りまくっていた、大番頭だった。横領していた。それは、次女の夫だけではなく、社長も知っていた。そして、婿養子として、生きてきたからこその苦労があって、妻や三姉妹と小姑もいれば、居心地が悪かったと思う。しかも、三姉妹と小姑が財産を狙うのも想像つく。となると、アイジントいる時間は天国だったのかも知れない。その愛人に子供を産ませて、それを子供のいない、次女夫婦といっしょに、この会社を継いでほしいと思っていた。妊娠がわかった時の三姉妹と小姑の態度。こんなに怖いものはない。お金のことになると、働きもしていないのに、偉そうになる。社長は、愛人には言ったかも知れないけど、きっと、娘に婿養子をもらって、あとを継がせることに疑問を感じていたらしい。だから、愛人の出産を認めて、承認もした。この愛人も賢くて、すべて、誰に話すこともなく、すべての手続きは終わっていた。大番頭は、財産相続のために、走りまわったのは、自分の横領がバレないためのことだった。結局は、三姉妹の長女は家を出て、自立することになり、次女夫婦が会社の後を継ぎ、三女は結婚して家を出ること。小姑の養子になることはない。三姉妹、恵まれた環境に育ったのに、勉強をするわけでもなく、キャリアウーマンを目指すこともなく、ただただ、いい男を見つけて、結婚することしか考えていなかったらしい。常に、お金と男のことしか、頭の中にない。小姑も同じ。そんな中で、さみしかったのかなぁ?この社長は~と思った。最終的には、社長の遺言状でバラされて、狂ってしまった、大番頭。なぜか、終わったあと、スッキリした。やっぱり、娘の育て方の間違いですね。嫁に出せば~とか婿を貰えば~でもなくて、何があってもひとりで生きていけるように、きちんと教育を受けさせて、キャリアウーマンを目指すのもいいと思う。本当の自立は結婚ではなくて、ひとりで生きて行くことだと思うけど、まだ、結婚して自立と思う人がいたら、それは、おかしいと思う。寺島しのぶさんと宮沢りえさんの演技がすごすぎて、怖かったですね。