tsstkmのmy Pick 花が咲く季節。


昨日のFNS歌謡祭のコーナーで、北村匠海さんと山崎育三郎さんが歌っていらっしゃった。尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」。この歌がヒットした頃は子供なので、よくわからなくて、別れるときに、なぜ、二人でドアを閉めて二人で名前を消して~になるのか、わからなかった。今、思えば、同居と言うか同棲していて、お互いに、納得して別れたと言うことだったのね、結婚していたら、こんなにすんなりとならないですよね。そんなことを考えると、あの歌詞をすんなりと聴いていた自分はおませだなぁ?と思う。すごいボリュームで堂々と歌う尾崎さんはかっこよかった。男に振られて女がかわいそうと言う内容の歌が多い頃だったから、二人で~と言うのは新鮮と言うか斬新と言うか、演歌大嫌いの私には衝撃的な歌でした。もう、50年前の歌なのに、いつ聴いても古く感じない。令和に聴いても違和感がない。素晴らしい歌だと思った。作詞家の阿久悠さんも作曲家の筒美京平さんも、歌手の尾崎紀世彦さんも亡くなられてしまったけど、素敵な歌を作っていただき、そして、歌っていただいて、時代に関係なく聴ける。すごい才能の方たちだったと、改めて思いました。