tsstkmのmy Pick 花が咲く季節。


昔、何かのワイドショーで、ある殺人事件の解説で、元刑事の方だったと思うけど、言っていた言葉。「新幹線とか高速道路ができると、今までとは違う事件がおきてしまう。」その時は、どんな事件だったかは忘れたけど、都会ではなく、田舎のぽつんとした場所の家での殺人事件だった。そのニュースで聞いた言葉だった。こちらにも、影響が出てきた。名古屋市内の大学に通う学生が、地元に帰ってきて、突然に母を襲った。命は助かったけど、この大学生は「最初から、殺すつもりだった。」と言っている。まわりの人たちは、地元でおきた事件には敏感で、どこの家とか探し始める。それが2~3日で消えるのだけど、興味があるのはどこの家。でも、本当に大切なのは、どうして、20歳の大学生が母を殺そうとしたのか?なぜ、ずっと、殺そうと思っていたのかと言うことには気づかない。たぶん、子供の頃からのつもり積もった、何かが憎しみへとなったのだろうと思う。コロナ禍の中で、大学の授業も変化して、アルバイトもできず、友だちとも会えなかったり、大人には理解できないことばかりだったりする。本当はどうしてもしたいことがあったのに、そこへ進むことはできなくて、とにかく、大学へとなったとか?単純なことを言えば、東京に行きたかったのに、名古屋になってしまったとか?いろんなことが突然、溢れだしてきた。うまく言っている時は、大丈夫だけど、何かひとつでも、悩みができた時には、日頃の思いが爆発したのかなぁとも思える。普通の状態なら、大丈夫なこともコロナ禍には通じない。よく、親が偉そうに、自分の若い頃の話をするけど、時代が違うから、通じないし、意味がない。親と子でも、育った時代や環境でも、違ってくる。あまり、自分の考えや価値観を押しつけないでほしい。親子であっても、家族であっても、違う人間だと思わなくてはいけない。同じ考えとは限らない。そう思わないと、危ない時代ですね。便利になるのがいいのかはわからない。