tsstkmのmy Pick 花が咲く季節。


底辺校。誰が名付けたのかなぁ?きっと、優秀な生徒が集まる進学校の先生たちかもね。みんながみんな、進学校や有名な高校に行きたくても、成績や内申書とか、授業料の問題もあると思う。しかたなく、底辺校に入学する生徒が多い。必ずしも、そんなふうになりたくてなってしまったわけではない。シングルマザーのダブルワークで、家事炊事に忙しくて、弟と妹の面倒をみることでいっぱいいっぱい。自分のご飯を食べる暇もない。アルバイトで、お金を稼ぐ生活の学生。アルコール依存症で、常に不安定で、息子に暴力ふるうことしかできない母親に、反抗することもなく、アルバイトで生活を支える、優しい学生。高校生なのに、妊娠して出産して、母親として生きようとする学生。美容師や保育士になりたくても、成績以上に家庭の事情で進学できない学生。アルバイトしながらでないと何もできない。そんな生徒たちのために、いろいろと考える、新人教師のストーリーだった。一見、無気力な校長や教頭をはじめとする、教師たちだったが、新人教師の樹山と岡部の二人の協力や気持ちを考えてなのか、この高校生たちの将来を支えていくようになる。教師が偉そうに、生徒たちを管理するのではなくて、少しでも、生徒たちの未来が輝くように支えていくことのような気がした。実際にあった話が原作だからなのか、リアルに感じられるシーンもあった。紫耀くん、生徒頑張ってましたね。みっちーも、なかなかでしたね。ふと、思ったけど、もし、18歳で両親が亡くなった場合、今までは、親戚や施設に入ることになっていたけど、18歳が成人となると、どうなるのかなぁ?せめて、高校卒業して就職するまでは、きちんと、面倒をみてくれる。それはどうなるのかなぁ?と思ってしまう。ちょっと、考えてしまった。教育、常に、時代の変化についていけるような方々にお願いしたい。ありとあらゆる、差別を理解できる人でないと難しいのかもと思った。