まさか?と思ったけど、ワンマン社長の息子が借金とギャンブルに困っている、塾の先生に不満を言うことから発生したなんて~でも、急速に売り上げが伸びて大きくなったスーパーの社長の父親の態度や言葉を聞いていたら、そうなるかもねと思ってしまった。隠しているお金があることを知って、塾の先生に話してしまう。先生がどんなやつかを知っていたかどうかはわからないけど、父親に対しての嫌悪感が強すぎたのか、話してしまった。いつも、こんなストーリーの時に思うのは、なぜ、母親は弱くなるのだろう?息子に優しいと言うか甘くなるのはしかたないし、そうしないと息子も大変なことになってしまう。そして、必ず、専業主婦だったりする。今回は、この塾の先生が、子供の頃から、子分のようにしていた、元和菓子屋の息子で、父親が亡くなったあとにつぶれてしまって、今は無職の男をまきこんで、誘拐事件をおこすが、義父にDVされて顔にも心にも傷をおい、さらに、けがをしている少年が、男たちの話を聞いてしまい、危ないと思って、警察に話す。これがきっかけで、右京さんたちが動く出して、すべてが解決となるが、父親の秘密を犯人となる男に話してしまう、社長の息子。もしかして、ワンマンな父親よりは、いろんな意味で上だったかな?しっかりしていた。DVをうけているのに、自分よりも友だちと言う、犯人のひとりを助けてほしいと伝える少年。どうしようもない、情けない男たちの中で、彼らだけは妙に大人に見えた。大人になると見知らぬふりをしがちだけど、彼らだけは冷静に判断していたような気がする。父親も母親も、もう少し、子供に寄り添う思いがあればよかったような気がした。元和菓子職人の男も、もしかして、親の愛情不足が影響していたのかな?そんな気がした。それにしても、男って、そんなにいちばんになりたいのかなぁ~汚い手を使ってのNo.1よりも、努力してのOnly1だとすれば思うけどね。そんな気がした。