現在なのか?どちらかな10年前なのか、わからなくなる。真剣に観れば観るほど、よくわからなくなる。元春は、お嬢様の沙也佳さんと結婚していたのに、なぜ、澪さんが奥さんなの?沙也佳さんはお嬢様育ちなのと、心のどこかで、自分自身の夢を追いかけられなかったことが、後悔しているように思える。普通に、煮物が食べたくても、ついつい、シェフが作るような豪華メニューにもなるので、時々、不満にも感じている。澪は津山と仲よくなり、いっしょに泊まりの研修に行くことになり、なぜか、焦り出す、元春。突然、現れる、澪の母親は認知症らしく、意味不明の言動と行動に振り回される。ひと言で言えば、沙也佳と元春は育った環境が違いすぎて、考え方も感覚もずれているのに、一時的な感情で結婚してしまった。澪は、しっかりしていて、明るくて元気なんだけど、本当は、そうでもない。だけど、その弱い部分を元春は理解できないと言うか、理解できないしようとしない。元春そのものが、はっきりと自分の考えを言わないし、思いも伝えようとしない。そのズレが大きすぎて、うまくいかないのだと思う。何でも、おとなしく黙っていればいいこともないし、何も考えずにどうでもいいことばかり、話し続けるのも困るけど、お互いに向き合って、お互いの考えを聞くことがいちばんなのかな?素直になるのがいちばんかな?もう少し、お互いに歩み寄ってほしいですね。どうなるのか、楽しみです。