どんどん、加速していく母たち。一度、心に隙間ができてしまうと、そこへ入ってくる人が現れる。受け入れると抜け出せなくなってしまう。杏は夫と駆け落ちした女の夫から情報を知る。優子は部下からの行為に戸惑いながらも、止まってしまったエレベーターに閉じ込められる。それから、違う方向へ~まりは落語家からのある誘いを受ける。これが、まりの夫の弁護士事務所の部下に見られて、写真も撮られて、しかも、この女は、杏に夫の情報を伝えた週刊誌の記者に情報を教えてしまう。載せてほしいらしいが、記者は杏に伝えて、さらに、まりにも伝える。戸惑うまりだが、なおさら、落語家へと心が動く。杏の夫らしき人は記憶喪失で反応がなく、自然と記者に傾いていく。優子も夫に対しての物足りなさから、部下へと傾いていく。それぞれがそれぞれの何かが崩れていくのかも知れない。誰のせいでもなく、誰が悪いのでもなく、自然と身を任せて流れていく。夫か息子が、もしも、普通の感じでいてくれたら、違ったかも知れない。愛は突然に!ですね。来週は、どうなるのかな?ユーミンの歌声が甘く切なく、そして、さみしく聴こえた。