喘息が持病の私には、いやな記憶がよみがえってきた。喘息になったのは、30才を過ぎてからだった。突然の鼻炎が止まらなくて、おかしいなぁ~とは思ったけど、2~3時間がたつと止まるから気にしていなかった。その後、咳が出始めて止まらなくなって、その頃は子供服の店で働いていたので、休みがとれなくて、毎日、電車通勤だったから、なかなか、内科にも行けなくて、おまけに肩で呼吸していて、それから、内科に行ったら「気管支喘息」と言われた。あの頃は、発作が出てからの治療だったから、5年おきに大きな発作で2週間休んだりしていた。突然、襲ってくる発作。呼吸困難で、苦しくて苦しくて、横になってもうつ伏せになっても眠れない。点滴を受ける時も、まっすぐだと苦しくて咳が出るので、ベッドの頭のところを上げてもらう。45度にしてもらうと、楽になったこと。生き返ったと思った。それから、数年後、呼吸器内科の先生がいるからと言うので、富山でひとり暮らしだったけど、月に1回の割で、実家に戻って、その呼吸器内科に通っていた。その頃は、発作がおきてから治療ではなくて、発作がおきないように治療する。だから、薬も違ってきた。ある時、フィギュアスケートで、羽生結弦さんを見ていたら、「あれ?」と思った。小児喘息だった、羽生結弦さんが、試合終了後に使っていた、吸入の薬が同じでうれしくなったこともあった。今は、その薬のおかげで、発作もおきなくなって、吸入薬も夜だけで、薬も1日の朝と夜に1つずつでおさまっている。数年前に、実家近くの呼吸器内科の先生は病気で亡くなられて、新しい先生は昨年、違う町で開院すると言うことで、また、富山市内の内科に通うことになったけど、今のところは落ち着いています。それも、医師や看護師の方々のおかげだと思っています。本当に、ただただ、感謝するばかりです。それしかないです。芸能人もスポーツ選手の方々も医療従事者及び関係者のために、寄付や援助しているのに、政府は何もしない。マスクだって、妊婦の方のために製造したマスクの不良品で4万枚以上も出てきたとか、外出自粛とかばかり言うけど、もっと、大切なことがあると思いますけど、どうなんでしょうか?マスクも全国に届いてないし、10万円はどうなるのかな?補償が大切ですよ。休業要請の前に、きちんと補償してもらえませんか?自分の身を削ってでも助けたいとか助けようと言う気持ちはないのですか?苦労していない人にはわからないでしょうね。呼吸困難で、苦しむ患者さんの気持ちもわからないでしょうね。やっぱり、一度はホームレス体験してほしいですね。喘息の発作の苦しさは忘れられない記憶のひとつです。コロナウイルスには気をつけましょう!