たぶん、テレビ用にカットされていたと思うけど、やっぱり、この映画はおもしろい!ただ、おかしくて笑うだけではなくて、どこでもあるであろうと思われる、忖度や賄賂などのいやらしい大人たち、政治家たちの裏側を表現しているような気がする。最初は、なぜ、通行手形がないと埼玉から東京に行けないのかな?とか埼玉県人を見つけると、逮捕されてしまう。東京生まれで東京育ちは、同じ学校内でも埼玉県人とは別扱い!そこへ、埼玉解放宣戦のボスが転校してくる。そこから話は始まるけど、内容的にはおかしいけど、ふと思えば、こんな差別はあるよね。イジメだよね。と思ってくる。ラストは東京都知事に支えながら、千葉県人の通行手形廃止を企んでいた、千葉県人の秘書と埼玉解放宣戦のボスと東京都知事の息子がひとつになって、都知事の金塊をあばいて行く。笑いの中にも。ちょっと、考えさせられるシーンがアル。これが、日本アカデミー賞最多12部門でノミネートされることになったのかもね。笑うだけではない何かがありますね。高見沢さんとYOSHIKIさんなどの埼玉県出身や千葉県出身の方々が写真で出演しているのもおもしろいし、エンディングテーマのはなわさんの歌もおもしろい!おすすめの映画ですね。カット無しで観ていただいた方が、より感動すると思います!ダンダンダンダンダンダンダサイタマ?ダサくないですよ。埼玉は!