夏に新高岡の映画館へ「アルキメデスの大戦」を観に行った時に、ちょっと、地味で日本語もはっきりしない女の人と、バサバサの髪におしゃれのかけらもない、田舎のおばさんに、「スカートがめくれている。」と言われた。特に、田舎のおばさんは、指差して笑いながら、言ったことが許せなくて、「こんなデザインなんですけど、何か?」と言った。他にも、そんなスカートを履いていたいた人は何人かいたし、しかも、スカートはめくれていない。チュール素材で裏地が短くなっていて、色もベージュっぽかったからなのかと思ったけど、そのスカートで、東京も横浜も金沢も行ったけど、誰も言われなかったし、気にしていない感じだったのに、こんな田舎で、しかも、見ず知らずの人に言われるなんてね。笑いながら、指差して話す。その態度が信じられなかった。先日、サンダーバードに乗っていたら、となりに、上品な方が黒の透けた素材のロングスカートに、白のシャツとハウンドトゥース風のジャケット。首元にスカーフ。おしゃれな人がとなりに座られた。私よりも年上の方だけど素敵だなぁ~って思った。そして、神戸に行った時も、同じような黒の透けた素材のロングスカートにデニムジャケット。パンプスを履いていらしたと思う。お二人とも、そんな見ず知らずの人にずうずうしく言うこともなく、颯爽と歩いていらした。かっこいい!と思った。こんな人は、見ず知らずの人に笑いながら、指差して、余計なことは言わないし、それなりに、今のトレンドを知っている。それが、いいなぁ~と思った。田舎では、どうしても、見ず知らずの人に、声をかけるクセがあるらしいが、そんな人にはなりたくないし、ならないようにしたいと、強く思った。私らしく、生きて行きたい!