告るか告らせるか?若い世代からこその恋煩い。見ているだけで、かわいくて切ない。意地の張りあいだけど、どうでもいいようなことで、ツンデレになったり、ぶりっ子になったり。成績優秀で特待生で生徒会長だけど、家に帰れば、母親はいなくて、何もしない父親と生意気な妹のかわりに家事もしている、白銀御行と、大財閥のお嬢様で、文武両道で美女の四宮かぐやの恋の駆け引きがメインだけど、することなすことすべてが、おかしくておかしくてたまらない。それ以上におかしいのが、白銀御行の父親と四宮かぐやのかかりつけの病院の医師。その二人を演じている、高嶋政宏さんと佐藤二朗さん。これがまた、いい味を出していて、笑ってしまう。ものすごい高音で話す、書記の藤原千花と青春ヘイトの会計の石上優。さまざまな人間の思いが絡み合って、うまくいくものもいかなくなる。ネタバレになるから、あまり、書けないけど、どうしても、大人は中高生になると、あれはダメとかこれもダメとか言うけど、その年齢じゃないと経験できないこと。感動できないこととかがある。それを経験することによって、成長していくのかな~なんて、思ってしまった。泣いたり笑ったり、なぜか、自分も恋煩いをした気分に浸ることができた。もう、一回性は観たいですね。
パンフとグッズが買いたくて、朝早くから行ったけど、かなりのグッズが少なくなっていて、映画が終わったあとは、雑誌以外は、ほぼ全部、売り切れでした。初日に行って正解でしたね。