子供の頃から、戦争に関するドキュメンタリーを観て、小説やノンフィクションも読んでいた。先日のNHKスペシャルも観たけど、今日のNHKスペシャルも気になる。まだまだ、謎が多すぎる。もっと、はっきりしないと、戦争はなくならないと思う。昨日は満州開拓団として満州に渡った、黒川開拓団におきた事件。従軍慰安婦については、20代前後に図書館で読んだ本で知った。日本人が韓国人をそのようにしてしまったこともムカついたけど、日本軍のお偉い人たちが考えたことと思っただけで、腹がたつ。男が女をそのように扱ってしまうこと。同じ人間なのに、男が女を低くみていることなど、許せないと思った。ただ、悔しいのは、これを考えた日本軍のお偉い人たちが何も言わないまま、亡くなってしまったこと。すべての女性に対して、土下座してでも謝って欲しかった。黒川開拓団は、満州にソ連軍が攻めてきた時に、それをやめさせるために考えたのが、ソ連軍の兵隊に独身で若い女性に性接待の相手をさせる。なぜに、男の人たちが、自ら攻撃に行かないのかと思ってしまった。長い年月の間、犠牲になった女性たちが黙っていたのは理解できるけど、その中心となった男たちが黙っていたのは許せない。もう、この世にいないと思っただけで、ムカついてしまう!こんなことはしてほしくない。これも、明治時代の男尊女卑の考えからのことなんだろうか?どんな男でも偉くなるのはおかしい!愚かな男はいらない。今年、あらたに知った出来事。チャンスがあれば、岐阜県白川町の佐久良太神社境内にある、乙女の碑に行きたいと思っている。もっともっと、知る必要がある。これをもっと、若い人たちに教える必要があると思う。
以前、竹田恒泰さんの講演会で聴いた話。ある日、竹田さんが都内で電車に乗っていた時に、茶髪の大学生が二人いて、ひとりが「日本って、昔、アメリカと戦争していたんだって~」と言うと、もうひとりが「えっ嘘!マジ!」と驚いていたと言う。よく、大学生になれたねと思うけど、もう少し、昭和と言う時代を勉強しませんか?平成生まれが多くなった今こそ、みんなで戦争と言うものを勉強しませんか?そう思ってしまう。銃撃戦以外の戦争悲話をきちんと聞きたい、知りたいと思った。