このシリーズを見るたびに思ってしまう。子供って、大人が思っているよりも子供じゃないのかも知れない。テレビ局のカメラやスタッフに声かけたり、かけられたりしても気づかずに歩いて行く。そして、親から言われたミッションをこなす。友だちといっしょだったり、兄弟だったり、ひとりでおつかいに出かける。日頃から、親といっしょに行っている場所でも、その親がいないと不安になったりする。最初は、ぐずっていても、いざとなると元気に歩きだす。家に帰ってきた時は、親の方が泣いている。子供の方は「どうして泣いているの?」と言って、けろっとしている。最近は、変な人が多くて怖い事件も多いから、ひとりやふたりでおつかいに行かせることができない時代。だからこそ、この番組があるような気もする。泣いたり笑ったりしながら、時々、自分で作った歌を歌いながら、ちょっとした、言い合いをしたりしながら、やりとげていく。親は子供の成長に感動して、本人は達成感に満足。また、こんな安心できる環境になることを願うばかりです。未来のある子供たちがのびのびと成長できる、環境をつくるのが大人たちの仕事なのかもですね。