やっと、比較的、地元に近いところの映画館で上映だったので、とりあえず、観にいきました。三回目だから、ストーリーもわかっているから、安心かな?と思ったけど、どうしても、あのピンクのネクタイの男だけは嫌いだけど。それぞれの思いが上手く伝わらなくて、すれ違いが多い。赤目くんも、祖父が調子にのって孫の意見で商売をするのもおかしな話だけど、たまたま、贋作とわかったために孫にも冷たくなり、それが原因で祖父も祖父が信頼していた画廊もなくなってしまう。それを、ずっと、花穎様のせいにしているのもおかしい。花穎が色彩感知能力のせいだと思い込むこと事態?と思う。そして、贋作を売っていた画廊の娘を使って、烏丸家を陥れようとすることも幼稚だね。大学生で起業家でパティスリー「アントルメ・アカメ」の赤目刻弥。花穎様に向かって、よく言うわ。最初から、ハグするし~あやしいよね。最初から、花穎を陥れようとしていたと思うと、ちょっと、おこちゃまだよね。花穎様は、突然、烏丸家の当主になり、執事も知らない人だから、お互いに伝わらないのは何なんだろう?ここで、ハウスキーパーの娘の美優さんの「どうして、何も言わないの?言わないと伝わらない。」この言葉がキーワードになってくる。言わなくてもいいことばかり言って、言わなくてはいけないことを言わない。だから、すれ違いと勘違いの渋滞。このドラマは、このすれ違いと勘違いの渋滞が多すぎて、おかしくなったのかな~と感じた。赤目くんも、変な形で近づかないで、自然に近づけばよかったのに、最初から、ハグするから、あやしいと感じたような気もする。花穎様の父親の執事の言葉。「大きく見せようとせず、小さく委縮せず、媚びて自らを変えることもなく、強いて相手を変えることを願わず、自分の大きな輪の中に受け入れる。」この言葉を聞くことで、この映画の良さがあると思った。出演者の演技が上手くないとかミステリーにしてはつまらないとか、表面的なところばかりを狙って批判している人はかわいそうだと思った。常に、関西弁の廉くんが標準語で演じていた。それだけでもすごいと思ったけど、知らない人は興味がないのですね。あのピンクのネクタイの男と同じかもね。