THE ALFEEの春ツアーで京都と聞くと思い出すこと。1992年4月。ひとり暮らしの頃だったから、行く前に実家に電話したら、母が「明日、京都だったね。尾崎なんとかさん、亡くなったよ。」と意味不明な返事。テレビで見てびっくりだった。尾崎豊さんが亡くなられた日だった。なんか、不思議な気持ちでコンサートに行ったことを覚えている。高見沢さんも、何か、それに近いコメントをしていたような気もするけど、覚えていない。コンサート中もずっと、尾崎豊さんのことでいっぱいだったような気がする。と言うのも、その時、勤めていた駅近くのファッションビルのCDショップ(今は撤退している。)で、働いていた女性店員の人が尾崎豊さんのファンで、その年の6月の武道館公演に「初めて、コンサートに行くの。」とはりきっていたことを思い出してしまった。あとで、聞いたけど、CDショップだから、FAXで本部から送られてきて、それを見てショックをうけて、しばらく、休んでいたらしい。その当時のことを本人に聞くと、毎日、大きな写真を飾って、お水をあげていたらしい。彼女もひとり暮らしだったから、できたのかも知れないけど、その気持ちは理解できる。ただ、懐かしいだけでなく、いろんな思い出が走馬灯のように駆けまわっている。京都は、コンサートじゃなくてもコンサートでも行きたいところ。チケットやホテルもとりにくいけど、いつかまた、行けたらいいなぁ~もう、あの日から、27年もたっていることに驚いてしまった。