「翔んで埼玉」が大ヒットしているらしいですね。埼玉をディスるストーリーだけど、この映画は笑って終わるだけではない映画だと思った。観たあとに、何か心に残るものがあった。なぜ、埼玉だけ通行手形がないと東京に行けないのか?埼玉県人と言うだけで、イジメられたり、逮捕されたりするのかわからなかった。高校生の癖に、都知事の息子の態度がデカいのはなぜ?高校なのに、東京都民は素晴らしい待遇を受けて、埼玉県人はボロボロの家で、悲惨な暮らしをさせられるのか?そして、執事は埼玉と聞くと反応するのか?かなり、埼玉に対して失礼なんだけど、最終的には、代々の都知事が通行手形によって貯めたお金で買った、金塊を守るために、通行手形を撤廃をしないで、埼玉県人を差別していた。執事は千葉県人だったが、親の賄賂のおかげで、千葉は通行手形はないと言う状況だった。だから、この映画は、繰り返し観ると、世の中の理不尽さを描いているような気がする。笑うだけではなく、何かが常に心に残るようなストーリーだと思った。なかなか、奥深い映画だと思った。